傾斜多孔質樹脂成形体の製造方法、及びそれに用いる樹脂組成物

開放特許情報番号
L2021000719
開放特許情報登録日
2021/5/28
最新更新日
2021/10/8

基本情報

出願番号 特願2016-172638
出願日 2016/9/5
出願人 名古屋市
公開番号 特開2018-039862
公開日 2018/3/15
登録番号 特許第6802956号
特許権者 名古屋市
発明の名称 傾斜多孔質樹脂成形体の製造方法、及びそれに用いる樹脂組成物
技術分野 有機材料
機能 材料・素材の製造
適用製品 多孔質樹脂成形体を製造する方法、及びそれに用いる樹脂組成物
目的 空孔径が傾斜して分布した多孔質樹脂成形体、及びその製造に用いる樹脂組成物を提供する。また、空孔径が傾斜して分布した導電性多孔質樹脂成形体を提供する。
効果 沈降速度および粒子径が異なる複数種類の水溶性粒子を同時にプレポリマーに添加することで、それぞれ直径の異なる水溶性粒子からなる複数の沈殿層を形成させる。そして、これを硬化させた後に、水溶性粒子を溶出除去すれば、空孔径が傾斜して分布した多孔質樹脂成形体を得ることができる。
技術概要
流動性を有するプレポリマーと、該プレポリマー中での沈降速度が異なる少なくとも2種類の水溶性粒子とを混合して該水溶性粒子を該プレポリマー中に分散させる分散工程と、
該プレポリマー中に分散した該水溶性粒子を重力又は遠心力によって沈降させる沈降工程と、
該プレポリマーを硬化させる硬化工程と、
硬化した該プレポリマー中の該水溶性粒子を水によって溶解除去する粒子溶解工程と、を備え、
前記分散工程において、プレポリマーに有機溶媒を含有させておくことを特徴とする傾斜多孔質樹脂成形体の製造方法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 傾斜多孔質樹脂は内部の空孔サイズを特定方向に向かい徐々に変化させたもので、均一材料とは異なるユニークな力学的特性を示します。これに炭素粒子を加えた材料は、高圧縮率でも測定可能なひずみセンサーとして活用できます。

登録者情報

登録者名称 名古屋市

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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