出願番号 |
特願2010-242549 |
出願日 |
2010/10/28 |
出願人 |
国立研究開発法人土木研究所 |
公開番号 |
特開2012-092269 |
公開日 |
2012/5/17 |
登録番号 |
特許第5733816号 |
特許権者 |
国立研究開発法人土木研究所 |
発明の名称 |
高分子膜及びガスバリア材 |
技術分野 |
土木・建築、有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造、検査・検出 |
適用製品 |
気体透過制御膜、気体封止膜、塗料材料、塗装材料、包装用フィルム、シーリング材、パッキング材等の各種資材 |
目的 |
ガスバリア性を有し、成型加工性が良好なガスバリア材用高分子膜を提供することを目的としています。 |
効果 |
0℃〜300℃の比較的緩やかな温度条件下で、無触媒又は遷移金属等の触媒を用いて、有機溶媒中で反応させることができ、従来より容易に成型加工が可能です。
テトラシアノ構造を有する化合物の添加量を調整することで、導入するシアノ基量を調節可能で、高分子膜の気体透過係数を制御することができます。
導入するシアノ基量を調節して高分子膜の膜密度を制御することで、目的とする気体の分子サイズに応じて、これらの透過性を制御することができます。 |
技術概要
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エチニレン基(炭素−炭素三重結合)を有するモノマーと、必要により他のモノマーを共重合させることにより得られる「アルキン含有前駆体ポリマー」に、テトラシアノ構造を有する化合物を添加し、両者を反応させることにより製造した化合物を含む溶液を、基板、シート等の基材に塗工する等により、高分子膜を形成します。
ガスバリア材は、すくなくとも、この高分子膜を有することを特徴としています。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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