RNA中のウリジンまたはシチジンの5位の転写後修飾部位を同定する方法

開放特許情報番号
L2021000539
開放特許情報登録日
2021/4/26
最新更新日
2023/3/24

基本情報

出願番号 特願2018-248468
出願日 2018/12/28
出願人 東京都公立大学法人
公開番号 特開2020-103258
公開日 2020/7/9
登録番号 特許第7228878号
特許権者 東京都公立大学法人
発明の名称 RNA中のウリジンまたはシチジンの5位の転写後修飾部位を同定する方法
技術分野 食品・バイオ、情報・通信
機能 検査・検出
適用製品 哺乳動物細胞におけるRNA中のウリジンまたはシチジンの5位の転写後修飾部位を同定する方法、転写後修飾部位と、疾患の関連性を決定する方法、並びに、対象が、疾患に罹患している可能性、または、疾患を発症する可能性を検査する方法
目的 哺乳動物細胞におけるRNA中のウリジンまたはシチジンの5位の転写後修飾部位を同定する方法、ウリジンモノリン酸またはシチジンモノリン酸のの新合成機能を欠失した、または、阻害した哺乳動物細胞。RNA中のウリジンの5位の転写後修飾部位と、疾患の関連性を決定する方法、並びに、対象が、疾患に罹患している可能性、または、疾患を発症する可能性を検査する方法、を提供する。
効果 ウリジンモノリン酸またはシチジンモノリン酸の新合成機能を欠失した、または、阻害した哺乳動物細胞を利用することにより、RNA中のウリジンまたはシチジンの5位の転写後修飾の部位および種類を、正確に特定することを可能にした。さらに、安定同位体標識したRNAを内部標準として用いる定量RNA分析方法を組み合わせることにより、転写後修飾のランドスケープの作成を可能にした。疾患の関連する転写後修飾の同定、さらに、対象が、疾患に罹患している可能性、または、疾患を発症する可能性を検査することも可能になる。
技術概要
RNA中のウリジンまたはシチジンの5位の転写後修飾部位を同定する方法であって、
(1)ウリジンモノリン酸またはシチジンモノリン酸の新合成機能を欠失した、または、阻害した哺乳動物細胞を、5位を標識したウリジンまたはシチジンを含む培地で培養し、
(2)(1)で得られた培養細胞から、目的のRNAを取得し、
(3)目的RNAの質量分析を行い、そして、
(4)(3)の質量分析スペクトルを、RNA中のウリジンまたはシチジンの5位の転写後修飾部位が全く生じない場合の質量分析スペクトルと比較することにより、目的RNA中のウリジンまたはシチジンの5位の転写後修飾部位を同定する、
ことを含む、前記方法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

登録者名称 東京都公立大学法人

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
Copyright © 2022 INPIT