太陽電池モジュール取付具、太陽電池モジュール、太陽電池モジュール取付構造体及び太陽電池モジュールの施工方法

開放特許情報番号
L2021000456 この特許をより詳しくイメージできる、登録者からの説明資料をご覧頂けます
開放特許情報登録日
2021/4/23
最新更新日
2021/4/23

基本情報

出願番号 特願2013-144313
出願日 2013/7/10
出願人 甍エンジニアリング株式会社
公開番号 特開2015-017393
公開日 2015/1/29
登録番号 特許第5783576号
特許権者 甍エンジニアリング株式会社
発明の名称 太陽電池モジュール取付具、太陽電池モジュール、太陽電池モジュール取付構造体及び太陽電池モジュールの施工方法
技術分野 土木・建築、電気・電子
機能 機械・部品の製造、環境・リサイクル対策
適用製品 太陽電池モジュール取付金具、太陽電池モジュール
目的 天然石粒付き金属屋根材に太陽電池モジュールを積載する際に最適な太陽電池モジュール取付金具、太陽電池モジュールです。勾配屋根の屋根材に太陽電池モジュールを取り付けるための太陽電池モジュール、この太陽電池モジュールが屋根材に取り付けられた太陽電池モジュール取付構造体、及び上記取付具を用いた太陽電池モジュールの施工方法において、屋根からの雨水の浸入を防止しつつ、屋根材に太陽電池モジュールを簡易且つ事後的に取り付けることを可能とすることを目的としています。
効果 勾配屋根の屋根材に太陽電池モジュールを取り付けるための太陽電池モジュール、この太陽電池モジュールが屋根材に取り付けられた太陽電池モジュール取付構造体、及び上記取付具を用いた太陽電池モジュールの施工方法において、上記構成を採用することで、屋根からの雨水の浸入を防止しつつ、屋根材に太陽電池モジュールを簡易且つ事後的に取り付けることが可能となります。
技術概要
本発明は、太陽電池モジュール取付具、太陽電池モジュール、太陽電池モジュール取付構造体及び太陽電池モジュールの施工方法に関する。
太陽電池モジュールの施工方法において、屋根からの雨水の浸入を防止しつつ、屋根材に太陽電池モジュールを簡易且つ事後的に取り付けることを可能とすることを目的とする。
勾配屋根における屋根材に太陽電池モジュールを取り付けるための太陽電池モジュール取付具であって、前記太陽電池モジュールが取り付けられるモジュール取付部と、前記モジュール取付部を前記屋根材上に固定する固定部と、を備え、前記固定部は、前記モジュール取付部の頭側に位置し、前記モジュール取付部が固定される第1の屋根材の頭部端面に固定される頭側固定部と、前記モジュール取付部の尻側に位置し、前記第1の屋根材の尻側上段側に配置された第2の屋根材の頭部端面に固定される尻側固定部と、前記頭側固定部及び前記尻側固定部を貫通し、当該頭側固定部及び尻側固定部を前記屋根材の頭部端面に固定する緊結材と、を有する、太陽電池モジュール取付具が提供される。
イメージ図
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
対価条件(一時金) 【要】要相談
特許権実施許諾 【可】
実施権条件 要相談
対価条件(一時金) 【要】要相談
対価条件(ランニング) 【不要】 

アピール情報

アピール内容 太陽電池を勾配屋根に取り付ける技術や商品は多く開発され世に出ています。
そのほとんどは、屋根の下地に支持瓦、指示金具、アンカー金具などを用いて固定します。
屋根材には上記従来取付方法が取りづらい屋根材があます。それが石付の金属屋根材です。
日本の屋根材シェアとしてはまだ数%ですが、屋根材を軽量化するトレンドと天然の石粒を屋根材に接着させていることから、色落ちがしにくい高耐久な屋根材なので日本においても成長している屋根材の一つです。世界的には多く採用されている屋根材です。
その屋根材に対して本特許技術を用いることで、既に建って住んでいる住宅にも雨漏れの心配が無く簡単に太陽電池を取り付けることが出来ます。
もちろん、新たに建てる新築の場合でも屋根を施工してから太陽電池を取り付けることが出来ます。日本では、アパートの最大手である大東建託が最も多く使用しています。
屋根材のメーカーは、AHIルーフィングが最大手で競合としてメトロタイルというメーカーがあります。
いずれもニュージーランドのメーカーです。(ニュージーランドでは砂鉄が取れ鉄鋼産業がある)
大東建託は、年間7000棟近くをこの屋根材を使用してアパートを建てています。
大東建託が管理しているアパートは70万戸ですので、大東建託1社だけでも本特許技術を利用する市場は大きいと考えています。
あと、LIXILグループのトステムが、Tルーフという独自の名称を付けてリフォームを中心に営業展開をしています。
また、積水化学グループのセキスイ瓦屋根システムが、同様にセキスイ瓦Sという独自の名称を付けてリフォームを中心に営業展開しています。
AHIの競合であるメトロタイルというメーカーは、日本市場ではヤマチコーポレーションという会社が輸入建材会社のメトロタイルジャパンというブランドで販売しています。リフォームやヤマチコーポレーションの関連会社で住宅を建てているインターデコハウスなどで採用されています。
今後は、日本以外のアジアや中東、アフリカなどで石付金属屋根材を使用する量が増えています。
もちろんメーカーの地元であるオセアニア地域では石付金属屋根材を多く使用しています。
これらの地域においても本特許技術は利用出来るため、ビジネスとしてとらえる市場はグローバルに考えるべきだと考えています。

登録者情報

技術供与

ノウハウ提供レベル
量産仕様の提供 【可】
特殊仕様の提供 【可】
図面の開示 【有】
図面1 金具製品図面
図面2 太陽電池モジュールフレーム形状図面
図面3 屋根材への納まり図面
サンプルの開示 【有】
サンプル1 金具サンプル
技術指導 【可】
期間 要相談
技術指導料 【要】要相談
コンサルティング 【可】
期間 要相談
コンサルティング料 【要】要相談

事業化情報

質的条件
事業化実績 【無】 
追加開発 【要】太陽電池モジュールのサイズに合わせて再度太陽電池モジュールのフレーム設計が必要

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
試作品評価 【可】
追加情報 石粒付き金属屋根材は、大東建託さまの使用実績が非常に多く、そのほとんどの屋根には太陽電池モジュールは搭載されていません。ニッチではありますが特定の市場においては差別化出来る非常に面白い技術だと思います。また本技術を海外で使用できることも可能です。
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