微細流路のバルブ構造、これを備えるマイクロデバイス、マイクロセンサ及びマイクロリアクター及び微細流路の送液制御方法
- 開放特許情報番号
- L2021000364
- 開放特許情報登録日
- 2021/3/24
- 最新更新日
- 2021/3/24
基本情報
出願番号 | 特願2011-227516 |
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出願日 | 2011/10/16 |
出願人 | 国立大学法人山梨大学 |
公開番号 | |
公開日 | 2013/5/13 |
登録番号 | |
特許権者 | 国立大学法人山梨大学 |
発明の名称 | 微細流路のバルブ構造、これを備えるマイクロデバイス、マイクロセンサ及びマイクロリアクター及び微細流路の送液制御方法 |
技術分野 | 情報・通信 |
機能 | 機械・部品の製造 |
適用製品 | マイクロデバイス等に設けた微細流路内の液体の送液を制御するためのバルブ構造等 |
目的 | 液体や流路内壁の物性の影響をほとんど受けず、安価且つ簡便な制御機構で動作可能な微細流路のバルブ構造、これを備えるマイクロデバイス、マイクロセンサ及びマイクロリアクター及び微細流路の送液制御方法を提供する。 |
効果 | 流路内壁の濡れ性や液体の粘度等の物性の影響や気温・湿度等の環境の影響をほとんど受けず、送液を制御できるので、設計段階とほぼ同等の正確な送液制御を実現できる。
液体に対する外力を遠心力によるとものとすると、基板を回転させるための制御機構を簡略化でき、また、圧力可変装置やレーザ照射装置等の機器も不要であるため、製造コストを抑えることができる。 |
技術概要![]() |
内部に液体を収容した少なくとも2つの上流側容器と、当該上流側容器内の液体を受容するための下流側容器と、上流側容器と下流側容器とを繋ぐ流路とが基板上に設けられ、上流側容器内の液体に外力を作用させることで、流路を通して下流側容器に液体が送られるように構成した微細流路のバルブ構造において、
下流側容器に気体排出口を設けると共に、上流側容器のうち気体導入口を設けたものを第1上流側容器、気体導入口を設けないものを第2上流側容器とし、 第1上流側容器と下流側容器とを繋ぐ流路を第1流路、第1上流側容器又は第1流路と第2上流側容器の上流側とを繋ぐ流路を第2流路、第2上流側容器の下流側と下流側容器又は第1流路若しくは第2流路が接続されている場合には接続部分よりも下流側の第1流路とを繋ぐ流路を第3流路とし、 第1上流側容器から第1流路を介して下流側容器への送液を開始した時点では、当該第1上流側容器内の液体によって第2流路の一部が封鎖されており、送液中の所定の時点又は送液が終了した時点で当該封鎖が解除されることで、第2上流側容器からの送液が自動的に開始されることを特徴とする微細流路のバルブ構造。 |
実施実績 | 【有】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【可】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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