澱粉粒又はセルロース粉末固定化リパーゼの製造方法、乳化素材の製造方法及び乳化剤

開放特許情報番号
L2021000185
開放特許情報登録日
2021/2/19
最新更新日
2021/2/19

基本情報

出願番号 特願2009-075256
出願日 2009/3/25
出願人 石川県、塩水港精糖株式会社
公開番号 特開2010-226966
公開日 2010/10/14
登録番号 特許第5282252号
特許権者 石川県、塩水港精糖株式会社
発明の名称 澱粉粒又はセルロース粉末固定化リパーゼの製造方法、乳化素材の製造方法及び乳化剤
技術分野 食品・バイオ、機械・加工
機能 材料・素材の製造
適用製品 澱粉粒又はセルロース粉末固定化リパーゼの製造方法
目的 澱粉粒又はセルロース粉末に、リパーゼを結合させることを特徴する澱粉粒又はセルロース粉末固定化リパーゼの製造方法とその澱粉粒又はセルロース粉末固定化リパーゼを提供する。
また、澱粉粒又はセルロース粉末固定化リパーゼを使用して、油脂及び/又はその分解物と、グルコース、又はオリゴ糖の被反応物を用いて、
固定化リパーゼを
原料に作用させて、乳化能を有する油脂反応物から成る乳化素材を製造することを特徴とする乳化素材の製造方法及びその乳化素材を構成要素として含む乳化剤を提供する。
効果 澱粉粒又はセルロース粉末固定化リパーゼを製造し、提供することができる。
本発明の固定化リパーゼにより、油脂及びその分解物と、グルコース、オリゴ糖から成る被反応物を用いて、乳化素材を製造することができる。
技術概要
乳化能を有する反応生成物から成る乳化素材を製造するための固定化リパーゼを製造する方法であって、
澱粉粒の形態を保持した澱粉粒又はセルロース粉末に、酵素リパーゼを混合し、該澱粉粒又はセルロース粉末担体に、粉末状態を維持して、該酵素リパーゼを結合させて、澱粉粒又はセルロース粉末固定化リパーゼとする工程において、
1)上記澱粉粒に、α−アミラーゼ及び/又はグルコアミラーゼを作用させて、その表面に穴を開けた空洞澱粉粒又は粒表面をそのまま又はそれを一部糊化した澱粉粒を用いて、
2)澱粉粒表面又はセルロース粉末を、酸化処理した状態で、及び/又は、
3)澱粉粒又はセルロース粉末表面に卵白、ゼラチン、カゼインナトリウム、又はツェインをコーテイングして、
4)これらに酵素リパーゼを混合して該澱粉粒又はセルロース粉末担体に、粉末状態を維持して、酵素リパーゼを結合させる処理を行うことで澱粉粒又はセルロース粉末固定化リパーゼとするか、又は、
5)澱粉粒固定化リパーゼと、セルロース粉末固定化リパーゼ又はセルロースを混合した固定化リパーゼとする、
ことを特徴とする澱粉粒及び/又はセルロース粉末固定化リパーゼの製造方法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

登録者名称 石川県

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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