残り湯と熱交換したぬるま湯を使う洗濯方法と熱交換器を備えた洗濯機。

開放特許情報番号
L2021000160
開放特許情報登録日
2021/2/5
最新更新日
2021/2/9

基本情報

出願番号 特願2020-180216
出願日 2020/10/28
出願人 酒井 昭二
公開番号 特開2021-007848
公開日 2021/1/28
発明の名称 残り湯と熱交換したぬるま湯を使う洗濯方法と熱交換器を備えた洗濯機。
技術分野 機械・加工、生活・文化、その他
機能 機械・部品の製造、環境・リサイクル対策、加熱・冷却
適用製品 洗濯方法と、家庭用洗濯機の構成
目的 家庭用洗濯機の供給冷水と風呂の残り湯を効率よく熱交換し、洗濯の洗い、濯ぎの効率を上げる。
更に詳しくは、従来の家庭用洗濯機システムの設置スペースを大幅に増加することなしに、残り湯と水道水の熱交換器を洗濯機システムに追加し、効率よく熱交換して温水道水(清水)による洗いと濯ぎの操作を達成可能なシステムを、安価に提供する。
効果 小型高性能熱交換器をバスタブに沈めて、風呂の残り湯を循環させてのではなく、小型高性能熱交換器を洗濯機に装備し、高温水側の温水である風呂の残り湯をワンパスして、洗濯機に供給する水道水と熱交換して、ぬるま湯として、洗い、濯ぎに使用することで、残り湯の熱を有効に使用できる。
技術概要
洗濯機に給水する水道水を、洗濯機に装備された小型高性能熱交換器により、高温側温水として供給される風呂の残り湯と熱交換してぬるま湯にして、洗い、濯ぎに使用する洗濯方法。
イメージ図
実施実績 【試作】  試作超小型熱交換器を用い、風呂残り湯からの熱回収による、ぬるま湯の供給
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
希望譲渡先(国内) 【可】洗濯機メーカー、日用品メーカー
特許権実施許諾 【可】
実施権条件 通常実施権または専用実施権
希望譲渡先(国内) 【可】通常実施権

アピール情報

導入メリット 【新規参入】
改善効果1 洗濯水に風呂残り湯を用いることはなされているが、この高性能熱交換器を用いることで、洗濯、すすぎのすべてに、清松な水道水のぬるま湯を用いることができ、洗浄効率も、すすぎ効率も向上する。
改善効果2 更には、脱水洗濯物の温度が水道水より高いため、乾燥が早い。また、濡れた洗濯物を扱うときに、ほんのりと温かく、特に冬場には好適である。
改善効果3 新たにぬるま湯を作って洗浄するのに比べ、大幅な省エネルギーとなる。
アピール内容 本発明の超小型熱交換器(50A×33cm)を直列に繋ぎ、38℃の残り湯を20リットル/分で、胴側に流し、17℃の水道水を15リットル/分で直交流で熱交換したところ、水道水の出口温度は、28.4℃にまで上昇し、伝熱量は11.9kWた。この時の総括伝熱係数は3420W/m2−Kと計算され、通常の熱交換器の数倍の値であった。
このぬるま湯を、電気洗濯機の、洗濯、すすぎ工程に供給することで、脱水工程後、ほんのりと温かい洗濯物が得られた。

登録者情報

登録者名称 酒井 昭二

技術供与

ノウハウ提供レベル
量産仕様の提供 【可】
特殊仕様の提供 【可】
サンプルの開示 【有】
サンプル1 高性能熱交換器
サンプル2 三次元伝熱促進素子
技術指導 【可】
期間 数日
技術指導料 【 】来訪による

事業化情報

事業化条件
特別資格 【不要】 
必要環境 【無】 
ポテンシャル 【不要】 
質的条件
事業化実績 【無】 
追加開発 【不要】 

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
試作品評価 【可】
設備売却の意思 【有】
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