可燃性物質を気密性の被膜で覆い、該可燃性物質に不燃性をもたらす方法

開放特許情報番号
L2020002588
開放特許情報登録日
2020/12/14
最新更新日
2020/12/14

基本情報

出願番号 特願2016-196770
出願日 2016/9/14
出願人 小林 博
公開番号 特開2018-044138
公開日 2018/3/22
登録番号 特許第6792833号
特許権者 小林 博
発明の名称 可燃性物質を気密性の被膜で覆い、該可燃性物質に不燃性をもたらす方法
技術分野 化学・薬品、機械・加工
機能 材料・素材の製造
適用製品 気密性の被膜で可燃性物質を覆う方法
目的 可燃性物質の表面の材質、大きさ、形状、また、表面の状態にかかわらず、全ての可燃性物質の表面を金属に近い耐熱性と気密性とを有する被膜で覆う方法を実現する。
効果 金属微粒子の集まりからなる多層構造の被膜と、有機化合物の被膜とからなる2種類の気密性の被膜で、可燃性物質を覆い、可燃性物質に不燃性をもたらすことができる。
技術概要
熱分解で金属を析出する金属化合物をアルコールに分散してアルコール分散液を作成し、融点が20℃より低い第一の性質と、前記アルコールに溶解ないしは混和する第二の性質と、前記アルコールより20倍以上粘度が高い第三の性質と、沸点が前記金属化合物の熱分解温度より50℃以上高い第四の性質と、発火点が前記沸点より50℃以上高い第五の性質からなる5つの性質を兼備する有機化合物を、前記アルコール分散液に混合して混合液を作成する、これによって、該混合液からなる不燃性塗料が製造される。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 金属結合した金属微粒子の集まりが積層した多層構造の被膜と、金属化合物の熱分解温度より沸点が高い有機化合物からなる2種類の気密性の被膜で可燃性物質を覆う。この2種類の気密性の被膜によって、可燃性物質に酸素ガスが供給されず、発火点以上に昇温されても、可燃性物質は自己発火せず着火しない。また、熱分解した可燃性物質が外部に排出されない。このため、可燃性物質が発火点を超える温度に昇温されても、酸素ガスとの酸化反応である燃焼が起こらず、また、熱分解された可燃性物質が、外部に排出されない不燃性を持つ。

登録者情報

登録者名称 小林 博

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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