不燃性を有し自己発火しない合成樹脂の成形体の製造方法

開放特許情報番号
L2020002585
開放特許情報登録日
2020/12/14
最新更新日
2020/12/14

基本情報

出願番号 特願2016-082454
出願日 2016/3/30
出願人 小林 博
公開番号 特開2017-179318
公開日 2017/10/5
登録番号 特許第6734691号
特許権者 小林 博
発明の名称 不燃性を有し自己発火しない合成樹脂の成形体の製造方法
技術分野 機械・加工、有機材料
機能 材料・素材の製造
適用製品 不燃性を有し自己発火しない合成樹脂の成形体の製造方法
目的 合成樹脂の成形体に画期的な性質が付与され、これによって、画期的な新たな用途が合成樹脂に開拓される。
効果 従来の合成樹脂の成形体に対し、新たな機能用途が開拓される。
技術概要
合成樹脂の成形材料の表面が金属結合した金属のナノ粒子の集まりで覆われた該成形材料の集まりが、液体の有機化合物に分散した懸濁液を製造する製造方法は、
熱分解で金属を析出する金属化合物をアルコールに分散し、該金属化合物が分子状態でアルコールに分散したアルコール分散液を作成し、さらに、該混合液に合成樹脂の成形材料の集まりを混合し、該混合液の粘度に応じた厚みで該混合液が前記成形材料に付着した混合物を作成する、さらに、該第一の懸濁液を熱処理し、前記金属化合物の微細結晶を熱分解させ、粒状の金属のナノ粒子が前記成形材料の表面に一斉に析出し、隣接する前記粒状の金属のナノ粒子同士が接触する部位で金属結合し、該金属結合した金属のナノ粒子の集まりが前記成形材料の表面を覆う、これによって、該金属結合した金属のナノ粒子の集まりで覆われた成形材料の集まりが、前記有機化合物に分散した第二の懸濁液が製造され、合成樹脂の成
形材料の表面が金属結合した金属のナノ粒子の集まりで覆われた該成形材料の集まりが、液体の有機化合物に分散した懸濁液が製造される懸濁液の製造方法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 合成樹脂の成形材料の表面を金属結合した金属のナノ粒子の集まりで覆い、該成形材料の集まりを有機化合物に分散した懸濁液を製造し、懸濁液を用いて、圧縮成形法、トランスファ成形法、射出成形法、押出成形法、エアブロー成形法、あるいは、エアブロー成形法に依って各種成形体を製造する。この結果、合成樹脂の成形体が、金属結合した金属微粒子の集まりからなる気密性の被膜で覆われ、大気と遮断されるるため、火災の起点となる自己発火が起こらず、燃焼に依る有毒ガスと可燃性ガスと黒煙とを発生しない不燃性を持つ。

登録者情報

登録者名称 小林 博

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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