クロスフローろ過装置の作製方法

開放特許情報番号
L2020002553
開放特許情報登録日
2020/12/9
最新更新日
2023/7/24

基本情報

出願番号 特願2019-071898
出願日 2019/4/4
出願人 国立大学法人千葉大学
公開番号 特開2020-168611
公開日 2020/10/15
登録番号 特許第7289128号
特許権者 国立大学法人千葉大学
発明の名称 クロスフローろ過装置の作製方法
技術分野 機械・加工、情報・通信
機能 機械・部品の製造
適用製品 微粒子を分離精製する上で好適なクロスフローろ過装置の作製方法
目的 「簡単な操作によって分離でき」、「高い分離精度を達成し」、「少なくとも毎分0.1mL程度以上の分離処理量を達成でき」、「一定サイズよりも大きい対象も回収でき」、「目詰まりの影響をうけにくく」、「サブマイクロメートル〜数10マイクロメートル程度の対象に適用可能である」、「使い捨てのシステムにできる」、生体粒子の新規分離装置を、簡便かつ低コストで作製する手法を提供する。
効果 「簡単な操作によって」、「高い精度で」、「少なくとも毎分0.1mL程度の分離処理量を達成でき」、「一定サイズよりも大きい対象も回収でき」、「目詰まりの影響をうけにくく」、「サブマイクロメートル〜数10マイクロメートル程度の対象に適用可能である」、微粒子の連続的分離装置を簡便に作製することが可能となる。
技術概要
(1)溶媒によって除去可能な微粒子を樹脂材料に包埋し、その後、前記微粒子を含む前記樹脂材料を平板状に加工し、さらにその後、前記微粒子を除去することによって、連通した微細孔を内部に有する多孔性基材Pを形成する工程と、
(2)少なくとも部分的に多孔性基材Pによって構成された平板状の基板Aを形成する工程と、
(3)基板Aの上面および下面にそれぞれ接合させるための平板状の基板Bおよび基板Cを形成する工程と、
(4)基板Aの上面および基板Bの下面の少なくともいずれか一方に、少なくとも部分的に多孔性基材Pに接するように配置することができ、さらに溶液を導入するための入口Iおよび溶液を排出するための出口Oをそれぞれ少なくとも1つずつ有する、導入流路Dを形成する工程と、
(5)基板Aの下面と基板Cの上面の少なくともいずれか一方に、少なくとも部分的に多孔性基材Pに接するように配置することができ、さらに溶液を排出するための出口O’を少なくとも1つ有する、回収流路Eを形成する工程と、
(6)基板Aを基板Bおよび基板Cによって挟み込み固定する工程と、
を含む、
クロスフローろ過装置の作製方法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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