開口面にプッシュプル気流を形成し、室内空気の流入を遮断するフード

開放特許情報番号
L2020002501
開放特許情報登録日
2020/11/27
最新更新日
2020/11/27

基本情報

出願番号 特願2006-031780
出願日 2006/2/9
出願人 株式会社セフテック
公開番号 特開2007-212037
公開日 2007/8/23
登録番号 特許第4435099号
特許権者 株式会社セフテック
発明の名称 作業開口面に移動式プッシュ又はプッシュプル気流を備えたフード
技術分野 機械・加工、その他
機能 機械・部品の製造、環境・リサイクル対策、その他
適用製品 有害物質を取り扱う実験室、製造現場等に於いて、作業場所の環境を改善し、使用者等の健康障害防止に寄与するフード
目的 実験棟内に多数のフードが設置、稼働している場合、これらのフードから棟内の空気を棟外に排気、その結果、棟内は外部より陰圧となり、棟内に粉塵等が流入する恐れが生じ、実験等に支障が生じる。空調負荷も大きく、稼働台数によりその変動も大きい。又、フード内の排気流により、実験等に支障が生じる。そして、フード開口面下部近傍奥で有害物質を扱う場合、室内に漏出することがあり、使用者等の健康障害を招く恐れがある。
 これらの事象を解決するため、フードへの流入空気を遮断し、漏出防止機構を備えた本フードを提供する。
効果 フード内への室内空気の流入を遮断することで、実験棟内への粉塵等の流入防止、空調負荷の低減、その変動幅の縮小等により、一般化学実験のみならず、燃焼実験、低温室内に於ける諸実験等に使用できる。また、漏出防止機構を付設したフードは、作業者等の健康障害防止に寄与することが大である。さらに、フード開口面の二重ガラス扉は手動で容易に開閉でき、作業性、安全性が確保できる。
技術概要
フード開口面のガラス扉の略全面に亘って前記扉を二重にし、両縁端部は密閉。ガラス扉は動力により、上下に滑動でき、且つ手動でも容易に操作できるフードに於いて、上縁端開口部から下縁端開口部へ圧力空気を供給し、下縁端部から放出する。開口面下端枠の略全幅面に排気口を設け、前記圧力空気流と排気口近傍の空気を排気することを特徴とした、作業開口面に移動式プッシュ気流を備えたフード。
実施実績 【有】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 「効果」に記載した機能を具備した本フードは、一般化学実験で用いる標準タイプだけでなく、ユーザーの要望に呼応し、例えば、幅広の流し台上に設置したフード内に於ける容器内の酸含侵物質の酸洗作業、低温室に於ける低沸点の有機溶剤を取り扱う実験、液充填作業、燃焼実験等に納入実績が有ります。本機能は、他の実験、作業等にも使用可能であると考えます。また、フード内を陽圧に維持するため、フード内上面より清浄空気を供給し、秤量、密封、実験等ができる機能を本フードに付加、1台のフードで陰圧、陽圧の両作業が可能な陰陽圧兼用フードの納入実績も有ります。なお、前記フードには有害物質の処理装置を併設する場合もあります。
 本特許にご関心がありましたら、特許権譲渡若しくは特許権実施許諾等について協議の上決定したいと思います。メール若しくはFAXにてご連絡下さい。
(関連特許有り)

登録者情報

登録者名称 株式会社セフテック

その他の情報

その他の提供特許
登録番号1 特許 第5110443号
登録番号2 特許 第5207563号
登録番号3 特許 第5721554号
登録番号4 特許 第6112979号
登録番号5 特許 第6192057号
その他 6件以上 【有】
関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
追加情報 発明の名称「作業開口面に移動式プッシュ又はプッシュプル気流を備えたフード」は、管轄省庁の指導により、商品名を「エアシールドタイプフード」に変更しました。
 各種フード等を設置する場合、各々申請書が必要です。本機能を持つフードを設置する場合、特例許可申請が必要です。当社にて申請手続きができます。
Copyright © 2020 INPIT