量子光学装置

開放特許情報番号
L2020002353
開放特許情報登録日
2020/11/11
最新更新日
2023/4/26

基本情報

出願番号 特願2019-015342
出願日 2019/1/31
出願人 国立研究開発法人情報通信研究機構
公開番号 特開2020-123883
公開日 2020/8/13
登録番号 特許第7232510号
特許権者 国立研究開発法人情報通信研究機構
発明の名称 量子光学装置
技術分野 電気・電子
機能 機械・部品の製造
適用製品 原子時計や原子コンパス、原子ジャイロ等に用いることが可能な量子光学装置
目的 高周波信号により生ずる高周波ノイズの影響を抑制できる量子光学装置の提供を目的とする。
効果 高周波ノイズ源となる高周波信号と、他の直流や低周波信号とを物理的に離し、高周波ノイズの影響を効果的に抑制できる。
技術概要
アルカリ金属元素の吸収波長帯で複数周波数の励起光を出射する発光素子と、
前記発光素子からの励起光を透明な窓部より受ける位置に配置され、ウェハープロセスにより作成された微細な内空部にアルカリ金属元素とバッファガスが封入された小型のガス充填容器と、
前記ガス充填容器に封入されているガス成分が気体状態を保持するよう、ガス充填容器を加熱する昇温手段と、
前記ガス充填容器を通過した光を受信する位置に配置され、受信光の光強度を検出する受光素子と、
前記受光素子で検出される光強度を最大化させるCPT共鳴を発生させるように、発光素子から出力させる励起光の周波数差を、アルカリ金属元素における基底順位間の周波数差に一致させるCPT共鳴捕捉機能を実現する1つ以上の半導体素子と、
必要十分な耐荷重性を有するフレームに固定され、前記ガス充填容器、発光素子、受光素子、半導体素子を含む保持対象をそれぞれ所要位置に保持する複数の構造保持テザーと、
配線を必要とする前記保持対象を保持可能な位置で前記フレームに固定され、少なくとも誘電体基板の片面側に配線を形成した配線テザーと、
を備えることを特徴とする量子光学装置。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)では、みなさまに
ご活用いただきたい成果(シーズ)を、以下に公開しています。
製品化や技術移転など、お気軽にご相談ください。

https://www2.nict.go.jp/oihq/seeds/

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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