マルチプレックスシャトルPCRによる食中毒原因菌の一括検出法

開放特許情報番号
L2020001918 この特許をより詳しくイメージできる、登録者からの説明資料をご覧頂けます
開放特許情報登録日
2020/9/25
最新更新日
2023/2/22

基本情報

出願番号 特願2014-022600
出願日 2014/2/7
出願人 山梨県
公開番号 特開2015-146786
公開日 2015/8/20
登録番号 特許第5884108号
特許権者 山梨県
発明の名称 マルチプレックスシャトルPCRによる食中毒原因菌の一括検出法
技術分野 食品・バイオ
機能 検査・検出
適用製品 食中毒原因菌の検出法、例えば核酸増幅反応を用いた食中毒原因菌の一括検出方法
目的 大量の検体数に対応でき、細菌性感染型食中毒の原因菌のほとんどを検出でき、試料搬入当日に結果が判定でき、操作が簡便であり、かつ市販プライマーを用いたPCRと比較して検体当たりのランニングコストが安い、という要件を満たす食中毒原因菌の検出方法を提供する。
効果 食中毒原因菌を一括検出することができる。
大規模な食中毒などが発生した際の大量の検体などに用いることができる迅速・安価・簡便な有用なスクリーニング法である。
技術概要
試料中の食中毒原因菌を検出する方法であって、
食中毒原因菌のゲノムDNAに特異的に結合可能な2つのポリヌクレオチドからなる以下のプライマー対、すなわち、
(a)cadF遺伝子を増幅するためプライマー対、
を用い、さらに、
(b)cpe遺伝子を増幅するためのプライマー対、
(c)ipaH遺伝子を増幅するためのプライマー対、
(e)eae遺伝子を増幅するためのプライマー対、
(f)tdh遺伝子を増幅するためのプライマー対、
(g)st1b遺伝子を増幅するためのプライマー対、
(h)st1a遺伝子を増幅するためのプライマー対、
(j)stx2遺伝子を増幅するためのプライマー、
(k)stx1遺伝子を増幅するためのプライマー対、並びに
(l)aggR遺伝子を増幅するためのプライマー対、
からなる群より選択されるプライマー対のうち、少なくとも5以上のプライマー対を用いて試料について核酸増幅反応を行う工程及び増幅産物を確認する工程を含む、試料中の食中毒原因菌を検出する方法。
実施実績 【有】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 直通連絡先:山梨県衛生環境研究所 
〒400-0027 山梨県甲府市富士見1-7-31
TEL:055-253-6721 
E-mail:eikanken@pref.yamanashi.lg.jp

食中毒原因菌の検出方法についての特許であり、従来法に比べ、短時間且つ経済的に検出が可能となります。

登録者情報

登録者名称 山梨県

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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