細胞の分離回収装置及び方法
- 開放特許情報番号
- L2020001766
- 開放特許情報登録日
- 2020/9/2
- 最新更新日
- 2023/2/16
基本情報
出願番号 | 特願2019-034487 |
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出願日 | 2019/2/27 |
出願人 | 国立大学法人富山大学 |
公開番号 | |
公開日 | 2019/9/12 |
登録番号 | |
特許権者 | 国立大学法人富山大学 |
発明の名称 | 細胞の分離回収装置及び方法 |
技術分野 | 食品・バイオ |
機能 | 機械・部品の製造 |
適用製品 | 細胞を高精度で分離回収する装置及び方法 |
目的 | ジュール熱による影響や、障害を細胞に与えることなく、生細胞と死細胞を高い精度で分離し、かつ強固に捕捉することができる装置並びに方法を提供する。 |
効果 | 周波数印加による正もしくは負の誘電泳動力で特定の誘電特性をもつ細胞を微細孔絶縁膜の微細孔内に導入又は非導入することができ、細胞よりわずかに大きい微細孔径を用いることで、水流などで容易に剥がれにくい程度に強固に捕捉することができる。また、特に非球形の細胞では濾過法では通過し難い孔径でも特定の誘電特性をもつ細胞のみを微細孔内に吸引できるため、分離精度を向上させることができる。 |
技術概要 |
対向して設けられる2つの導電性層と、前記2つの導電性層間に設けられた1以上の微細孔薄膜とを備えるセルと、
前記2つの導電性層間に所定範囲の周波数を印加する交流発振器と を備え (a)前記微細孔が、円筒形状であり、前記微細孔径が、分離対象細胞の最小径より大きく、最小径の2.5倍以下である、または、 (b)前記微細孔が、円錐台型、階段型、鼓型、糸巻型、または壺型から選択される非円筒形状であり、前記微細孔の吸入口の孔径が、分離対象細胞の最小径より大きく、最小径の2.5倍以下である、 細胞の分離回収装置。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
アピール情報
アピール内容 | 本発明の装置及び方法は、細胞培養や細胞アッセイにおいて有用であるのに加え、血中や尿中などの感染バクテリア、腫瘍細胞の分離検出などの医療分野での応用においても有効である。 |
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登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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