出願番号 |
特願2019-185275 |
出願日 |
2019/10/8 |
出願人 |
アイコンヤマト株式会社 |
登録番号 |
特許第6730502号 |
特許権者 |
アイコンヤマト株式会社 |
発明の名称 |
点群分布可視化装置、点群分布可視化方法および点群分布可視化プログラム |
技術分野 |
情報・通信、土木・建築、電気・電子 |
機能 |
検査・検出、安全・福祉対策、制御・ソフトウェア |
適用製品 |
ソフトウェア |
目的 |
技術の進歩により、3次元データ(点群データ)の取得が容易になった。その反面、得られるデータが膨大になり、用途や目的に沿って必要な情報を取り出す手法が求められている。一例として、測量においては、点群データから平面図化をおこなっているが、3次元空間上に表現された無数の点から、地物等の形状を判読することが困難であり、作図作業の大きな負担となっている。本技術の活用により上記課題を解決可能である。また、点群データの新たな可視化手法としても位置づけられ、インフラ点検や製造業における外観検査等、様々な応用が可能である。 |
効果 |
(従来の問題点)1.レーザースキャナー・ドローン測量等で取得した点群データに基づく作図は熟練者でなければ困難。2.夜間にレーザースキャンした場合、点群が白黒になるため、人による判読が困難。
(解決したポイント)1.点群データに対して独自アルゴリズムにより着色することで境界線が明確になり作図が容易になる。2.白黒⇒カラー変換で夜間取得の点群データでも判読が容易になる。 |
技術概要
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本技術では、3次元点群データに対して点群の分布状態を色の違いで表現したカラー情報を点群データへ与えることができる。具体的には、3次元点群データから点群の法線ベクトルを求め、水平面または垂直面に対するそれぞれの法線ベクトルの角度θ、角度φを求める。次に、角度θ、角度φに応じて色相環より、色値を求め点群に着色する。従来の法線カラーによる着色では同一法面であっても法面が面する方向により色が変化してしまい作図に適さない。一方、本技術ではこの課題を解決している。 |
実施実績 |
【有】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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