水素、酸素によるLPG、LNGを用いた高速加熱触媒器内蔵の燃焼触媒補助装置

開放特許情報番号
L2020001660
開放特許情報登録日
2020/8/19
最新更新日
2021/1/29

基本情報

出願番号 特願2006-324841
出願日 2006/11/1
出願人 有限会社日本環境電装
公開番号 特開2008-115842
公開日 2008/5/22
登録番号 特許第4962770号
特許権者 有限会社日本環境電装
発明の名称 水素、酸素によるLPG、LNGを用いた高速加熱触媒器内蔵の燃焼触媒補助装置
技術分野 機械・加工、輸送、電気・電子
機能 機械・部品の製造、環境・リサイクル対策、安全・福祉対策
適用製品 ディーゼル大型、普通貨物、建機、船舶関連、発電機等向けCO2排出量半減装置製造
目的 パリ協定、「2050年カーボンニュートラル」を必ず達成させる為、我が国では2035年までに、EV車を100%普及させることが発令されました。日本自動車工業会の現状では無理との言及に、提案として運輸部門CO2排出量の約半分を占める乗用車のEV化を進め、石炭火力発電77%を、再エネ発電建設のインフラ整備に使うディーゼル貨物車、発電機等を本特許でCO2の半減化、コスト50%減目標、排気ガス浄化で日本経済を活性化させ、電力確保が出来、EV100%という悲願達成に協力提供するのが目的です。
効果 ディーゼル機関に水分とLPGを供給させ、その誘爆で「LPG水素ディーゼル」と出来ます。クリーンな燃料LPGは軽油との誘爆で発生トルクが倍加、アクセル部分開度となりPMの排出を抑止、水分も、その誘爆による化学変化で燃焼室内にて、水素、酸素に分解され、水素は爆発燃料として更にトルク増加、酸素は窒素の周りに多く漂うことでNOXの生成を阻止できます。燃焼室内で残留雰囲気内の水分も更にカーボンに対して強力浄化、エンジン内部は驚きのクリーン状態化してDPF処理機能も向上、力強い走りで大幅燃費向上が出来ます。
技術概要
現状ディーゼル機関は、DPF、尿素SCR、酸化触媒や超高圧噴射、超過給ですが、それでも高負荷時NOX、PMが必然的に出るので超過給で吹き飛ばしていますが、後処理重視の現状を打破する目的として、本特許で前処理します。そのために水素、酸素は水を化学変化させ燃焼室内で燃焼、LPGも同様に燃焼させます。世界初(注※1) 
LPGはボンベの充填圧力が0.75MPa(7.5kg/平方センチメートル:プロパン)でカロリーはガソリンと同等、オクタン価も125でハイオクガソリンの原料にもなっているタクシー用の60年間の実績のあるオートガスで、安全性も高く、ガソリン精製時の副産物なので、非常に安価に製造できています。LPGボンベは,1963年より構造取り扱い基準が策定され、1988年にLPガス自動車構造取り扱い基準で緊急遮断装置の義務付けで現在に至っている安全なものです。LPGの成分は、プロパンとブタンの二種類に分かれ、タクシーには燃費の良いブタンを、家庭用プロパンは最近のオール電化で余剰気味なので、「LPG水素ディーゼル」にはオクタン価の高いプロパンが最適で、それぞれ競合することは防げると思われます。
実施実績 【有】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】
対価条件(一時金) 【要】応相談
対価条件(ランニング) 【要】応相談
希望譲渡先(国内) 【可】 
希望譲渡先(国外) 【否】 

アピール情報

導入メリット 【 】
改善効果1 本特許装置を今までに装着した約60台の車両の感想は、低速トルクの倍化による強力な走りで、疲労軽減効果は絶大であり、どこまでも走れる。重量車ほど重力によるフライホイール効果が大いに発揮され、アクセル部分開度でFUELメーターが中々下がらないことになりました。
改善効果2 該高速加熱触媒器は、かがわの発明くふう展(昭和51年)で、「瀬戸内海放送社長賞」に輝いた特許第1352427号他、実登2530383などが起因で、ガソリン車に10万台の販売実績があり、消耗する所のない半永久的に持つガス化コイルをディーゼルに専有化したものです。
改善効果3 該高速加熱触媒器により、LPGはナノミクロン化(ガス化)して、更にコイルは、エンジン振動の共鳴周波数振動を起こし、コイルに通電されることで発生する磁束で磁気を帯びたそのLPGは、軽油に誘爆されて水素、酸素と共に有害排気を燃焼させ完全燃焼を図る。
アピール内容 本特許は、1992年(平成四年)に特許第1642882号(検索用:特公平03−009302)
「LPG噴射によるディーゼル機関の出力増加および燃費節約および黒煙減少装置」の一番特許取得から始まる。その特許を平成元年PCT出願により、
・アメリカ  特許第4909209号 登録日:1990.3.20 (注※1)
・フランス  特許第0347192号
・イギリス  特許第0347192号
・イタリア  特許第0347192号
・ドイツ   特許第68914196.3号
・スウェーデン特許第89305999.8号
・韓国    特許第062635号
・カナダ   特許第1333681号

当時のディーゼル製造国の特許を取得。これは、まさに世界が驚愕し、認めた特許(注※1 )アメリカ特許はPCT出願後、僅か数か月で査定(平成二年)これが、ファーストランナーとなり、カナダ特許は、2011年12月まで権利があった。前記の各国に特許年金完納済み。

1997年(実登2540534 審査された実用新案)「LPG等の噴射によるディーゼル機関の出力増加および燃費節約および黒煙減少装置」もありました。
(特許第1642882号 お客様よりご報告データー二件)
1.香川県三豊市 K様 大型トラック運転手さん
・トヨタランドクルーザー60 4200cc直噴ターボ 
取付け前 軽油燃費 7km/リットル
取付け後 軽油燃費 10km/リットル (価格等の詳細不明)
香川県三豊市⇔東京間、往路800kmを80リットルの軽油とLPG20リットル-ボンベ満タン
で無給油走破、東京でLPGが切れ充填所不明の為、復路では給油を2回行った。

2.ベンツW123 5気筒2500ccNA車 絶大黒煙対策で東京よりのお客様車両
当社で装着後のLPG噴射テスト時に、国産車では千回転程度アイドルアップしますが、これは三千回転アップした。走ってみたら黒煙はあっというまに消えた。

(注※2)周辺特許 特許第5012068号特許第509373号随時更新予定。
出展実績 1.「香川県 新技術・新工法展示商談会」in 日産自動車株式会社(神奈川県厚木市)平成25年10月主催香川県公益財団法人かがわ産業支援財団
2.「香川県 新技術・新工法展示商談会」in デンソー(愛知県刈谷市)
平成26年7月主催香川県公益財団法人かがわ産業支援財団
トヨタクレスタ2400ディーゼルターボH9年式 18.5000km走行時(H25年時)
軽油価格  リットル当たり135円(内軽油税32.1円)
LPG リットル当たり36円(軽油税除外、水コスト除外)   
 100km当たりのコスト 
取付け前12km/リットル 1120円
取付け後33km/リットル  405円+LPG 4.2リットル 151円
取付け前コスト1120円−取付け後コスト556円(コスト差564円) 50%削減
※燃費参考コスト(本特許の明細書の実施例など水素を使った試験車2台は、合
計で延べ50万キロ走破) ライセンス契約をして戴けましたら、ベンツE320CDI
を用意しており、取付け前後の比較テストをして頂けます。また上記記載のトヨ
タクレスタも270.000km走破テストを終了現在保管中ですが、ご希望の場合、
リビルト、リフレッシュして差し上げます。

登録者情報

登録者名称 有限会社 日本環境電装

事業化情報

事業化条件
マーケット情報 【有】軽トラックEV車のタブーのQ&A

Q、EV車(HV含)の走行時は静かで発電はガソリンでなければならないか?
A.提案として、ガソリンより低速トルクも強く、低回転域では完全燃焼、燃費良の「LPG水素ディーゼル」にして搭載すれば、重すぎるバッテリーの軽量化も出来、心臓部は振動の少ないV4でバンク角内にアメリカンV8のSC如きの発電機を備えしっかり発電、心地良いエキゾーストノートなら歩行者にも良いと思われます。
質的条件
追加開発 【要】EV(HV)車は「LPG水素ディーゼル」で車載発電すれば低回転で強力な発電と排気もクリーン化される。ディーゼルは、アイドリング燃料消費はガソリンの半分以下、アイドリング時の排気ガス濃度はCO.HCはゼロ。低速トルクは超強力だからガソリンのようにそれ程回転をあげなくとも良い。ですから、本特許で今後の主力EV用と成り得る。21世紀に向けたEV車(HV)発電用のディーゼルエンジン掲載に向けての「21世紀型LPガス用BOSAIタンク」も更に考案中です。
その他情報 【要】2021年1月3日出展実績記載のベンツ取付け前長距離燃費テストを実施
高松、高知室戸、徳島県池田、高松の高速道なしコース外気温度0〜5度
全行程431km 平均車速43km/h 取り付前燃費13,2km/L
高知県奈半利280km辺りで、DPFの自動再生装置可動。このコースはエコランの効かない過酷な道。高速燃費高松大阪間で取付け前15.4km/Lの同車もさすがに苦戦。(※詳細情報特許データーベース第5012068号に記載)
出展実績記載のトヨタクレスタは、このコースでは取付け後28km/L

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
追加情報 {LNG液化天然ガスについて述べます}
LNGですが、カロリーがLPGに比べて半減してしまうので、そのため充填圧力は20MPaと高く、充填時間も遅く、当初より、"LNG液化天然ガスは使用いたしません" としていて、
"LNGはディーゼル車には不適合"とのご報告もありました。そのご報告とは、
2008年(平成20年3月:洞爺湖サミットの年) 当時、中国の環境省の国会議員で在らせられた、袁 仲康様が四名のお連れ様と関西国際空港より来日され、要約書【実施例】に掲載の、トヨタカローラディーゼルを視察に来られ、同乗による走行テストを行った結果、その調子良さに大変喜んでいただきました。何故?

それは 
2007年から2008年にかけて、中国の都市数か所で、LNGと軽油を使う大型バスが、ボンベの溶接の不具合事故があったことを告げられました。該当する資料も渡されましたが、どうやら、原因としては、K国より特許の無い技術を導入してしまった模様でした。
200kg/平方センチメートルもあるLNGは世界中を走るディーゼル機関には不適合だが、特許第4962770号の水素、酸素+LPGは問題なく、燃費向上に最適であると、認識していただきました。
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