触媒作用をもたらす塗料の製造方法と触媒作用を発揮する微粒子の集まりが積み重なった積層体の基材ないしは部品への形成方法

開放特許情報番号
L2020001424
開放特許情報登録日
2020/7/9
最新更新日
2020/7/9

基本情報

出願番号 特願2016-241670
出願日 2016/11/25
出願人 小林 博
公開番号 特開2018-083186
公開日 2018/5/31
登録番号 特許第6698241号
特許権者 小林 博
発明の名称 触媒作用をもたらす塗料の製造方法と触媒作用を発揮する微粒子の集まりが積み重なった積層体の基材ないしは部品への形成方法
技術分野 機械・加工、化学・薬品
機能 機械・部品の製造
適用製品 触媒作用を有する金属ないしは金属酸化物からなる第一の微粒子と、強磁性の金属からなる第二の微粒子とが、互いに磁気吸着した2種類の微粒子の集まりからなる厚みが500nm未満の積層体
目的 安価な材料を原料として用い、極めて簡単な処理で塗料が製造できる。基材ないしは部品の大きさや形状の制約を受けずに、塗料が塗布ないしは印刷できる。触媒作用を発揮する微粒子の表面が、50%より広い表面を直接外界に晒さらし、こうした微粒子を含む微粒子の集まりが積み重なった積層体が、基材ないしは部品に形成できる。積層体は、自動車の排気浄化触媒装置に用いることができる耐熱性を持ち、あるいは、野外の壁や屋根の汚れ防止に用いることができる耐食性を持つ。
効果 安価な原料を用いて、安価な費用で大量の塗料が製造される。基材ないしは部品の形状や大きさに拘わらず、全ての基材ないしは部品に、低い粘度からなる塗料を、塗布ないしは印刷することができる。基材ないは部品に形成した積層体の表面は、金属微粒子を構成する材質に基づく固有の触媒作用を効率よく発揮する。積層体は1150℃に近い耐熱性を持つことができ、また、野外に長期に晒しても経時変化しない耐久性を持つこともできる。
技術概要
触媒作用を有する金属ないしは金属酸化物を熱分解で析出する第一の金属化合物と、強磁性の金属を熱分解で析出し、第一の金属化合物の熱分解温度より高い温度で熱分解する第二の金属化合物とを、アルコールに分散し、このアルコール分散液に、アルコールの粘度の5倍以上の粘度を持つ有機化合物を、前記アルコール分散液に25重量%以下の割合で混合して塗料を製造する。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 触媒作用を有する金属ないしは金属酸化物からなる微粒子を熱分解で析出する金属化合物と、強磁性の金属からなる微粒子を熱分解で析出する金属化合物を、一定の粘度を持つ有機化合物に混合して塗料を作成し、この塗料を各種の形状からなる基材ないしは部品に塗布ないしは印刷し、2種類の金属化合物を熱分解させると、互いに磁気吸着した2種類の微粒子の集まりからなる積層体が、基材ないしは部品に形成される。この積層体の表面は、2種類の微粒子の表面が50%より広い表面を直接外界に晒さらし、固有の触媒作用を効率よく発揮する。

登録者情報

登録者名称 小林 博

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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