出願番号 |
特願2011-112141 |
出願日 |
2011/5/19 |
出願人 |
本田技研工業株式会社 |
公開番号 |
特開2012-077376 |
公開日 |
2012/4/19 |
登録番号 |
特許第5642624号 |
特許権者 |
本田技研工業株式会社 |
発明の名称 |
摺動部材の製造方法及び摺動部材 |
技術分野 |
機械・加工、金属材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
摺動部材の製造方法及び摺動部材 |
目的 |
簡易な構成で、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなる基材の表面と銀皮膜との密着性の向上を図った摺動部材及びこの摺動部材の製造方法を提供する。 |
効果 |
アルミニウムまたはアルミニウム合金からなる基材の表面に樹脂層を備え、この樹脂層上に前記摺動面を構成する銀皮膜層が形成され、この銀皮膜層と前記樹脂層中との界面が、銀と樹脂とが相互に混合された相互混合層としたため、銀皮膜層と基材とが樹脂層を介して接合されるとともに、この樹脂層と銀皮膜層との界面に銀と樹脂とが相互に混合された相互混合層が設けられているため、これら基材と銀皮膜層との密着応力を向上させることができ、機械的強度に優れた銀皮膜が施された摺動部材を簡単に形成することができる。 |
技術概要
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アルミニウムまたはアルミニウム合金からなる基材の表面に銀を成膜して摺動面を形成する摺動部材の製造方法であって、
前記基材の表面に樹脂層を形成し、
この樹脂層の表面を膨潤させる溶媒に銀粒子を分散させた懸濁溶液を前記樹脂層上にコーティングし、このコーティングした前記懸濁溶液と前記樹脂層との界面に銀粒子と樹脂とが相互に混合した相互混合層を形成させつつ、前記懸濁溶液、前記樹脂層及び前記基材を加熱して、前記溶媒を除去しながら前記懸濁溶液中の銀粒子同士を融着させて前記摺動面を形成したことを特徴とする摺動部材の製造方法。 |
実施実績 |
【有】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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