レシプロエンジンのピストン往復運動を回転運動に変換するカム及びカム機構
- 開放特許情報番号
- L2020001019
- 開放特許情報登録日
- 2020/5/20
- 最新更新日
- 2020/6/1
基本情報
出願番号 | 特願2018-225589 |
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出願日 | 2018/11/30 |
出願人 | 高橋 哲 |
公開番号 | |
公開日 | 2019/9/5 |
登録番号 | |
特許権者 | 高橋 哲 |
発明の名称 | レシプロエンジンのピストン往復運動を回転運動に変換するカム及びカム機構 |
技術分野 | 機械・加工、輸送 |
機能 | 機械・部品の製造、環境・リサイクル対策 |
適用製品 | 船舶・機関車・発電機・自動車・建設機械・農業機械などに使用する各種レシプロエンジン |
目的 | レシプロエンジンでは、ピストンの往復運動を回転運動に変換するのにクランクが使用されてきました。
しかしクランクでは変換効率があまりにも低く、クランクを使用する限り、熱効率は約50%から先が殆ど望めないことは最早常識です。 このため、レシプロエンジンの進化は、ほぼ止まってしまいました。 クランクに替えて、適切な形状のカム及びカム機構を用いるなら、変換効率は飛躍的に向上します。 本発明の目的は熱効率の向上であり、即ち、出力当たりの二酸化炭素等排出量の減少を目的としています。 |
効果 | クランクを、本発明の<カム及びカム機構>に置き換えれば、エンジンの出力トルクは1.5倍以上に増大することが期待できます。
理論上、70%〜80%以上の熱効率が期待できます。 当然の事として、熱効率が向上する分、出力当たりの”燃料消費量”と”二酸化炭素等排出量”は減少します。(この時、ベースとなるエンジンの基本性能、主に燃焼効率が熱効率に影響します。) |
技術概要 |
*本技術の特徴:熱効率の向上を妨げているクランクを廃止すると共に、熱効率の向上に効果があるアトキンソンサイクルを純粋に実行している事が主な特徴です。圧縮行程でのポンピングロスもクランクより改善されており、熱効率の向上に寄与します。点火方式、及び燃料種別は、一切問いません。
*本技術のイニシャルコスト:大規模な設計・開発は必要ありません。 クランク以外の、大部分のエンジンパーツは、そのまま使用できます。どうしても必要となるのは、バルブタイミングの変更などです。丁寧に作ればエンジンは直ぐに始動します。最適なセッティングを見つけて下さい。(どなたでも本発明を実施できるように、特許明細書の中で詳しく解説しています。) *本技術の展開例:船舶用2ストロークディーゼルエンジンのための専用カムも設計済みで、提供する事が可能です。多気筒化に関する設計図・ノウハウもあります。 *本技術による新たなビジネスモデルの可能性:既存のエンジンについて、クランクを本発明の<カム及びカム機構>に置き換える工事により、高効率パワーユニットの供給が安価にて可能になります。 |
実施実績 | 【試作】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | 高橋 哲 |
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その他の情報
関連特許 |
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