電子透かし埋め込み装置およびそのプログラム、ならびに、電子透かし検出装置およびそのプログラム

開放特許情報番号
L2020000848
開放特許情報登録日
2020/5/1
最新更新日
2020/5/1

基本情報

出願番号 特願2014-261930
出願日 2014/12/25
出願人 日本放送協会
公開番号 特開2016-122984
公開日 2016/7/7
登録番号 特許第6614771号
特許権者 日本放送協会
発明の名称 電子透かし埋め込み装置およびそのプログラム、ならびに、電子透かし検出装置およびそのプログラム
技術分野 電気・電子
機能 機械・部品の製造
適用製品 映像に電子透かしを埋め込む電子透かし埋め込み装置およびそのプログラム、ならびに、電子透かしを検出する電子透かし検出装置およびそのプログラム
目的 4K映像、8K映像等の超高精細な映像に対して、電子透かしを用いて、著作権情報、関連情報等の埋め込み情報を、実装負荷を抑えて画質劣化が視認されないように埋め込むことが可能な電子透かし埋め込み装置およびそのプログラム、ならびに、電子透かし検出装置およびそのプログラムを提供する。
効果 位置選択情報により埋め込み対象の画素ブロックを特定することで、画素値を加算する埋め込み処理を行う領域を減らすことができる。これによって、本発明は、4K、8K等の超高精細度映像において、埋め込み処理を行う負荷を軽減することができ、画質の劣化を抑えつつ、従来よりも、高速に電子透かしを埋め込むことができる。また、電子透かし埋め込み装置と電子透かし検出装置との間で、位置選択情報を秘匿することで、第三者に埋め込み位置を知られることなく、電子透かしの消去や改ざんといった攻撃を防止することができる。
技術概要
映像内に埋め込み情報を電子透かしとして埋め込む電子透かし埋め込み装置であって、
映像に埋め込むための埋め込みパターンを生成する埋め込みパターン生成手段と、
この埋め込みパターン生成手段で生成された埋め込みパターンを、映像を構成する画像フレームにおいて、予め定めた基準で画素値の変化が視認され難い画素に埋め込むパターン埋め込み手段と、を備え、
埋め込みパターン生成手段は、
鍵情報として入力される乱数初期値に基づいて、映像を構成する画像フレームの予め定めたフレーム周期内において、時間方向にビット値を変化させる波形パターンをランダムに選択する波形選択手段と、
鍵情報として入力される、複数の画素ブロックで構成される領域における1ビット分のデータの埋め込み対象となる画素ブロックの位置を示す位置選択情報に基づいて、当該位置選択情報で選択された画素ブロックごとに、埋め込み情報のビット値を選択された波形パターンで表現した埋め込みパターンを生成するパターン生成手段と、を備え、
画素ブロックは、画像フレームを予め定めた大きさで分割した水平画素数および垂直画素数がともに複数の画素集合であることを特徴とする電子透かし埋め込み装置。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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