出願番号 |
特願2016-540185 |
出願日 |
2015/7/30 |
出願人 |
国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
公開番号 |
WO2016/021483 |
公開日 |
2016/2/11 |
登録番号 |
特許第6308507号 |
特許権者 |
国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
発明の名称 |
炭素のナノ被覆層を有する基材粉末を用いたリチウムイオン電池用正極材の製造方法および光触媒の製造方法 |
技術分野 |
電気・電子、機械・加工 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
炭素のナノ被覆層を有する基材粉末の製造方法 |
目的 |
炭素のナノ被覆層を有する基材粉末の製造方法を用いることで、新規な光触媒の製造方法を提供する。 |
効果 |
基材粉末を多環芳香族炭化水素と一緒に真空中で熱処理するだけの簡単な工程で炭素被覆層が得られるために簡便、低コストで大量生産に向くという利点があるだけでなく、多環芳香族炭化水素添加量を調節することで炭素被覆層厚を簡単に制御できる。 |
技術概要
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非水電解質を用いる二次電池用の正極材を構成する金属酸化物または金属硫化物と、前記金属酸化物または前記金属硫化物表面を被覆するアモルファス状のカーボン被膜を有し、前記金属酸化物あるいは前記金属硫化物は、SnO↓2、LiVPO↓4、LiFePO↓4、LiNi↓(0.5)Mn↓(1.5)O↓4、LiMnPO↓4、Li↓2FeSiO↓4、V↓2O↓5、MnO↓2、LiCoO↓2、LiNiO↓2、LiNi↓(0.5)Mn↓(0.5)O↓2、LiMn↓2O↓4、Li↓2SおよびSiO↓2からなる群から選ばれたリチウムイオン電池正極材用の基材粉末からなるリチウムイオン電池用正極材の製造方法であって、
前記基材粉末に多環芳香族炭化水素を添加した混合物を、溶媒を含まない容器に収容し、前記多環芳香族炭化水素の沸点以上当該沸点温度+300℃以下でありかつ前記多環芳香族炭化水素の熱分解温度以上の温度で加熱して、溶媒を使用せずに前記基材粉末の表面を1層以上300層以下の炭素原子で覆うことを特徴とするリチウムイオン電池用正極材の製造方法。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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