多機能電気伝導素子の使用方法

開放特許情報番号
L2020000698
開放特許情報登録日
2020/4/3
最新更新日
2020/4/3

基本情報

出願番号 特願2016-252267
出願日 2013/1/28
出願人 国立研究開発法人物質・材料研究機構
公開番号 特開2017-098564
公開日 2017/6/1
登録番号 特許第6296464号
特許権者 国立研究開発法人物質・材料研究機構
発明の名称 多機能電気伝導素子の使用方法
技術分野 電気・電子
機能 材料・素材の製造
適用製品 入力信号によって様々な電気特性に切り替えることが可能な多機能電気伝導素子の使用方法
目的 素子の構造が酸化物イオンと電子の混合伝導材料を電極で挟んだ積層構造を使用し、外部からの電圧印加による酸化物イオン(酸化物結晶内を移動する酸素イオン)の移動を利用することによって電気伝導性の可変が可能であり、しかも制御した電気伝導性を揮発および不揮発に保持することが可能な素子の使用方法を提供する。
効果 入力信号によって素子の電気抵抗を変化させることが可能であり、しかもこの電気抵抗の変化は時間の経過により元の状態に復帰する(揮発性)ようにも、また時間が経過しても元の状態には復帰しない(不揮発性)にもできる可変電気伝導素子を実現できる。
一つの素子で多機能性を実現できるために、集積回路の素子数の減少や小型化が可能となり、さらには所望の時点で所望の機能を発現可能なプログラマブル回路を実現できるようになる。
技術概要
電気伝導素子を選択的に揮発性整流素子または不揮発性整流素子として使用する方法であって、
電気伝導素子は、酸化物イオンと電子の両者を伝導できる混合伝導体材料層を電極層で挟んだ積層構造を有し、
前記混合伝導体材料層は単層膜からなり、
前記電極層は同一の材料からなり、
前記電極層間にパルス電圧を印加し、少なくとも前記酸化物イオンを前記電極層のうちの一方と前記混合伝導体材料層との界面に移動させ、揮発性整流素子とするか、または、
前記電極層間に前記パルス電圧よりも大きな電圧を印加し、前記電極層のうちの一方から他方へ向かうが前記電極層の他方へは接触しない電子伝導性フィラメントを前記混合伝導体材料層内に形成し、不揮発性整流素子とする、電気伝導素子の使用方法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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