出願番号 |
特願2017-205171 |
出願日 |
2017/10/24 |
出願人 |
国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
公開番号 |
特開2019-079672 |
公開日 |
2019/5/23 |
登録番号 |
特許第7032783号 |
特許権者 |
国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
発明の名称 |
Nb3Al超伝導線材用の前駆体線材の熱処理方法、及びこの前駆体線材を用いたNb3Al超伝導線材の製造方法 |
技術分野 |
電気・電子、金属材料、化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
Nb↓3Al超伝導線材用の急熱急冷処理済みの前駆体線材、及びNb↓3Al超伝導線材用の前駆体線材の熱処理方法 |
目的 |
急冷処理において前駆体線材が金属ガリウムに突入しても、線材表面にNb−Ga化合物が粒状に生成されることを防止した、Nb↓3Al超伝導線材用の急熱急冷処理済みの前駆体線材、及びNb↓3Al超伝導線材用の前駆体線材の熱処理方法を提供する。 |
効果 |
急熱急冷処理を大気中で行うことで、前駆体線材表面に薄い酸化皮膜が形成され、硬い粒状のNb−Ga化合物の生成を防止する。本発明により、Nb−Ga化合物を除去するための煩雑な作業が無くなるだけでなく、且つ、急熱急冷処理装置そのものの高価な真空チャンバーや排気系システムを不要にして劇的に簡素化し、装置価格も大幅に安価なものとなる。 |
技術概要
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NbとAlの複合体と、この複合体周囲に形成された高融点金属の被覆層とを有するNb3Al超伝導線材用の前駆体線材であって、
この前駆体線材に急熱急冷処理を施すことによって生成された、前記複合体に基づいたNb‐Al過飽和固溶体を有するNb↓3Al超伝導線材用の急熱急冷処理済みの前駆体線材において、
前記前駆体線材の表面に形成された薄い酸化皮膜を有すると共に、前記、前駆体線材表面に粒状のNb−Ga化合物が生成されていないことを特徴とするNb↓3Al超伝導線材用の急熱急冷処理済みの前駆体線材。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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