Nb3Al超伝導線材用の急熱急冷処理済みの前駆体線材、及びNb3Al超伝導線材用の前駆体線材の熱処理方法

開放特許情報番号
L2020000502
開放特許情報登録日
2020/3/6
最新更新日
2022/4/27

基本情報

出願番号 特願2017-205171
出願日 2017/10/24
出願人 国立研究開発法人物質・材料研究機構
公開番号 特開2019-079672
公開日 2019/5/23
登録番号 特許第7032783号
特許権者 国立研究開発法人物質・材料研究機構
発明の名称 Nb3Al超伝導線材用の前駆体線材の熱処理方法、及びこの前駆体線材を用いたNb3Al超伝導線材の製造方法
技術分野 電気・電子、金属材料、化学・薬品
機能 材料・素材の製造
適用製品 Nb↓3Al超伝導線材用の急熱急冷処理済みの前駆体線材、及びNb↓3Al超伝導線材用の前駆体線材の熱処理方法
目的 急冷処理において前駆体線材が金属ガリウムに突入しても、線材表面にNb−Ga化合物が粒状に生成されることを防止した、Nb↓3Al超伝導線材用の急熱急冷処理済みの前駆体線材、及びNb↓3Al超伝導線材用の前駆体線材の熱処理方法を提供する。
効果 急熱急冷処理を大気中で行うことで、前駆体線材表面に薄い酸化皮膜が形成され、硬い粒状のNb−Ga化合物の生成を防止する。本発明により、Nb−Ga化合物を除去するための煩雑な作業が無くなるだけでなく、且つ、急熱急冷処理装置そのものの高価な真空チャンバーや排気系システムを不要にして劇的に簡素化し、装置価格も大幅に安価なものとなる。
技術概要
NbとAlの複合体と、この複合体周囲に形成された高融点金属の被覆層とを有するNb3Al超伝導線材用の前駆体線材であって、
この前駆体線材に急熱急冷処理を施すことによって生成された、前記複合体に基づいたNb‐Al過飽和固溶体を有するNb↓3Al超伝導線材用の急熱急冷処理済みの前駆体線材において、
前記前駆体線材の表面に形成された薄い酸化皮膜を有すると共に、前記、前駆体線材表面に粒状のNb−Ga化合物が生成されていないことを特徴とするNb↓3Al超伝導線材用の急熱急冷処理済みの前駆体線材。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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