会合性をもつ糖質素材とその製造方法

開放特許情報番号
L2020000287
開放特許情報登録日
2020/2/7
最新更新日
2023/2/16

基本情報

出願番号 特願2018-109001
出願日 2018/6/6
出願人 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
公開番号 特開2019-208454
公開日 2019/12/12
登録番号 特許第7209327号
特許権者 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 会合性をもつ糖質素材とその製造方法
技術分野 化学・薬品、食品・バイオ
機能 材料・素材の製造
適用製品 糖質素材とその製造技術
目的 F2画分から分岐型糖鎖を精製し、より会合性に優れ、水中で崩壊しにくい糖質素材を製造する技術を提供する。Naegeliアミロデキストリンからピリジン、メタノールを使用せずに分岐型糖鎖を精製する技術を提供する。分岐型糖鎖の鎖長を伸長し、安定性を向上させるための処理技術を提供する。
効果 F2画分から会合性が大幅に向上された高機能素材を製造することができる。食品製造工程への適合性が向上しており、常法で得たF2画分よりも会合性に優れた糖質素材を製造することができる。鎖長重合度が増加し、熱安定性が向上された分岐型糖鎖を得ることができる。
技術概要
工程1)澱粉をその糊化開始温度未満の温度条件下、硫酸または塩酸を含む酸性水溶液中で加水分解した後、固形物画分を回収し、アミロデキストリンを得る工程;
工程2)得られたアミロデキストリンを熱水または熱水溶液中で溶解または懸濁した後、有機溶媒またはその水溶液を添加することにより、再結晶物を回収する段階を含む工程;及び、
工程3)前工程で得られた再結晶物を熱水中に溶解または懸濁した後、有機溶媒またはその水溶液を添加することにより、目的物を再結晶物として回収する工程を1回以上行う工程;
を含むことを特徴とし、かつ、
前記工程2から前記工程3の中の少なくとも1回の再結晶段階において、有機溶媒がエタノールまたはメタノールであり、溶媒中のエタノールまたはメタノール濃度が60%(v/v)以下であることを特徴とする、会合性に優れる糖質素材の製造法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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