VR(バーチャルリアリティ)を用いたニューロリハビリテーションにおいて脳内の身体表現の可変性を考慮して効果を高めるリハビリ装置

開放特許情報番号
L2020000246
開放特許情報登録日
2020/2/4
最新更新日
2020/2/4

基本情報

出願番号 特願2013-178885
出願日 2013/8/30
出願人 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構
公開番号 特開2015-047193
公開日 2015/3/16
登録番号 特許第6381097号
特許権者 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構
発明の名称 リハビリテーション支援装置及びリハビリテーション支援装置の作動方法
技術分野 食品・バイオ、化学・薬品、情報・通信
機能 機械・部品の製造
適用製品 患者のリハビリテーションを支援するリハビリテーション支援装置及びリハビリテーション支援装置の作動方法
目的 幻肢痛などの痛みや脳梗塞などによる麻痺などを緩和するためのリハビリテーションが、効果的に行えるリハビリテーション支援装置及びリハビリテーション支援装置の作動方法を提供する。
効果 患者の脳内の身体表現を演算処理で推定して、その推定した身体表現を画像化して患者に提示し、患者自身の痛みの度合いを判断することで、患者自身の運動の意図が自身の脳内の身体表現に及ぼす影響を考慮しながら、リハビリテーションを実行することができる。このため、例えば現在行われているリハビリテーションが、患者の脳内でどのような影響があるかを確かめながら、段階的に運動状態を変化させるような高度なリハビリテーションが可能になる。
技術概要
リハビリテーションを実行する患者の体の動きを検出する動き検出部と、
患者のリハビリテーションを実行する実在する又は存在しない体の部位と、脳とを接続する神経の状態を検出する電極と、
動き検出部が検出した体の動きを認知すると共に、電極が検出した信号により、患者が脳内でイメージしている身体の位置及び動きを示す身体表現を演算する認知機能処理と、認知機能処理で認知した身体をどのように動かしたいか判断する身体意識機能処理と、身体意識機能処理で判断した結果に基づいて体の動きを指示する身体表現を得る企図機能処理とを行って、患者の脳内で得られる身体表現を、運動方程式を使った数理モデルによる演算で表現する演算処理部と、
演算処理部で得られた数理モデルによる演算結果としての身体表現で決まる身体の位置及び動きを画像化する画像生成部と、
画像生成部が生成した画像を表示する表示部とを備え、
演算処理部は、動き検出部が検出した体の動きと、画像生成部が生成した画像中の体の動きとのずれを算出し、算出したずれの程度に基づいて、リハビリテーションの進展状態が順調か否かを判断するようにした
リハビリテーション支援装置。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 本特許に関する研究の詳細な内容については,以下のページをご参照下さい
http://www.iir.nii.ac.jp/lab/research/

登録者情報

登録者名称 情報・システム研究機構 国立情報学研究所

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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