マトリクス駆動液晶光学素子及び装置

開放特許情報番号
L2020000005
開放特許情報登録日
2020/1/13
最新更新日
2022/11/1

基本情報

出願番号 特願2012-143369
出願日 2012/6/26
出願人 秋田県
公開番号 特開2014-006440
公開日 2014/1/16
登録番号 特許第6149210号
特許権者 秋田県
発明の名称 マトリクス駆動液晶光学素子及び装置
技術分野 情報・通信
機能 機械・部品の製造
適用製品 簡単な構造で、液晶セル内の任意の場所に任意の形状寸法をとる複数の光学素子を形成し、且つ滑らかで任意の屈折率分布特性を有し、低電圧により光学特性を可変調整できる薄型の光学素子及びこれを用いた装置
目的 任意の構造寸法の複数の光学素子を任意の場所に構成することが可能で、更には光学素子の光軸を任意の位置に移動することなどが可能で、且つ連続的で滑らかな屈折率分布及び良好な光学的特性を有する液晶光学素子及び前記液晶光学素子を用いた装置を提供する。
効果 液晶及び複数の透明な画素電極または複数のストライプ状電極を有する液晶光学素子において、前記複数の電極による不運続な電位分布に基づく不連続な、または階段状の屈折率分布特性を滑らかで連続的な分布とすることができ、簡単な構造であって前後や左右移動等の機械的な可動部を持たず、電気的制御により光学特性を大幅に効率よく可変することができる液晶光学素子を提供する。
技術概要
第1の基板に設けられた第1の電極と第2の基板に設けられた第2の電極の間に液晶層を有し、第1と第2の電極間に電圧が印加されることで液晶層を駆動する画素が複数個マトリクス状に配列されており、マトリクス状に配列された複数の画素にそれぞれ与える電圧を任意に選択することで、任意の中心位置から外側に向かって液晶配向を漸次変化させて液晶層の実効的な屈折率の分布を可変調整することで動作する、マトリクス駆動液晶光学素子であって、
第1の電極と液晶層との間と第2の電極と液晶層の間の少なくとも一方若しくは両方のいずれかに、液晶層の側にいずれの電極とも非接続の透明なインピーダンス層を配置し、液晶層の側とは反対側でインピーダンス層と電極を絶縁する透明な絶縁層を配置してなる、二重層を設け、複数画素にそれぞれ印加される電圧の違いにより液晶層内に生じる階段状の電位分布と、複数画素のマトリクス状の配列により液晶層内において複数の折れ曲がりを有する電位分布を、二重層による誘電結合作用により平滑化して、液晶層内の光学的位相差分布を平滑化させたことを特徴とするマトリクス駆動液晶光学素子。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
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