金属ないしは合金の性質を持つセラミックス粒子の集まりからなる成形体の製造方法

開放特許情報番号
L2019002356
開放特許情報登録日
2019/12/23
最新更新日
2019/12/23

基本情報

出願番号 特願2015-240626
出願日 2015/11/20
出願人 小林 博
公開番号 特開2017-095340
公開日 2017/6/1
登録番号 特許第6626333号
特許権者 小林 博
発明の名称 金属ないしは合金の性質を持つセラミックス粒子の集まりからなる成形体の製造方法
技術分野 化学・薬品、無機材料、金属材料
機能 材料・素材の製造
適用製品 金属ないしは合金の性質を持つセラミックス粒子の集まりからなる成形体を製造する
目的 第一に、金属となる原料が液相化され、これにセラミックス粒子の集まりを混錬して懸濁体が作成できる。第二に、この懸濁体に、成形体が加工できる滑り性と粘り性とを兼備させる。第三に、この懸濁体を加圧して成形体が加工できる。第四に、金属の金属結合でセラミックス粒子が結合し、金属結合した金属が連続した導電経路を成形体に形成する。第五に、成形体は脆性を持たない。
効果 第一に、熱分解で金属を析出する有機金属化合物をアルコールに分散すると、有機金属化合物が分子状態でアルコールに分散されて液相化する。第二に、アルコール分散液に有機化合物を混合すると、有機化合物がアルコールに溶解ないしは混和し、アルコールより粘度が高いため、粘度が増大した混合液に有機金属化合物が分子状態で分散する。第三に、混合液にセラミックス粒子の集まりを混練すれば、アルコールで希釈された有機化合物に分子状態で分散された有機金属化合物と、均一に分散されたセラミックス粒子とからなる懸濁体が製造される。
技術概要
金属の原料と有機化合物とセラミックス粒子の集まりとからなる懸濁体の製造は、
熱分解で金属を析出する有機金属化合物を、アルコールに分散してアルコール分散液を作成し、前記アルコールに溶解ないしは混和する第一の性質と、前記アルコールより粘度が高い第二の性質と、沸点が前記アルコールの沸点より高く、前記有機金属化合物が熱分解する温度より低い第三の性質とを兼備する有機化合物を、前記アルコール分散液に混合して混合液を作成し、該混合液にセラミックス粒子の集まりを混練することによって懸濁体を製造することを特徴とする、金属の原料と有機化合物とセラミックス粒子の集まりとからなる懸濁体の製造。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 セラミックス粒子を、有機金属化合物の微細結晶の集まりないしは複数種類の有機金属化合物の微細結晶の集まりで覆い、該セラミックス粒子の集まりを成形機に充填し、加圧して成形体を形成する、該成形体を昇温し、前記有機金属化合物を熱分解し、ないしは、前記複数種類の有機金属化合物を同時に熱分解し、金属微粒子の金属結合ないしは合金微粒子の金属結合によって、セラミックス粒子を結合させ、金属ないしは合金の性質を持つセラミックス粒子の集まりからなる成形体を製造する。

登録者情報

登録者名称 小林 博

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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