金属ないしは合金の性質を持つ導電性ガラス層を形成するガラスペーストの製造方法

開放特許情報番号
L2019002352
開放特許情報登録日
2019/12/23
最新更新日
2019/12/23

基本情報

出願番号 特願2015-037390
出願日 2015/2/9
出願人 小林 博
公開番号 特開2016-145140
公開日 2016/8/12
登録番号 特許第6548291号
特許権者 小林 博
発明の名称 ガラスペーストの製造方法
技術分野 化学・薬品
機能 材料・素材の製造
適用製品 ガラスペースト
目的 金属焼成型のペーストに比べ熱処理温度が著しく低く、金属ないしは合金の性質、さらには、複数の金属ないしは複数の合金の性質を持つ導電性ガラス層を形成する原料となるガラスペーストを製造する。
効果 金属の性質を持つ導電性ガラス層を形成するガラスペーストが安価な費用で製造できる。
技術概要
ガラスペーストを製造する製造方法は、熱分解で金属を析出する金属化合物をアルコールに分散してアルコール分散液を作成する第一の工程と、前記アルコールに溶解ないしは混和する第一の性質と、アルコール溶解液ないしはアルコール混和液は前記アルコールより高い粘度を有する第二の性質と、前記金属化合物が熱分解する温度より沸点が低い第三の性質とからなる、これら3つの性質を兼備する有機化合物を、前記アルコール分散液に混合して混合液を作成する第二の工程と、前記金属化合物が熱分解する温度より歪点が高い性質を有する粉末ガラスを、前記混合液に混合して懸濁液を作成する第三の工程とからなり、これら3つの工程を連続して実施して、前記懸濁液からなるガラスペーストを製造する、ガラスペーストの製造方法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 熱分解で金属を析出する金属化合物を、ないしは、熱分解で合金を析出する複数種類の金属化合物を、アルコールに分散し、このアルコール分散液に金属化合物より沸点が低く、アルコールより粘度が高い有機化合物と、ガラス粉末とを混合し、ガラスペーストを作成する。このガラスペーストを、基材ないしは部品の表面に塗布ないしは印刷して熱処理し、金属化合物を熱分解する。これによって、金属ないしは合金の微粒子の集まりが析出し、微粒子同士が金属結合することでガラス粉末が結合され、金属ないしは合金の性質を持つ導電性ガラス層が形成される。

登録者情報

登録者名称 小林 博

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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