積層電磁鋼板の層間がマグへマイトないしはヘマタイトでの微粒子で絶縁された鉄心の製造方法

開放特許情報番号
L2019002351
開放特許情報登録日
2019/12/23
最新更新日
2019/12/23

基本情報

出願番号 特願2015-087942
出願日 2015/4/6
出願人 小林 博
公開番号 特開2016-196701
公開日 2016/11/24
登録番号 特許第6546438号
特許権者 小林 博
発明の名称 積層電磁鋼板の層間が酸化鉄Fe2O3の粒状粒子で絶縁された鉄心の製造方法
技術分野 金属材料、電気・電子
機能 材料・素材の製造
適用製品 積層した電磁鋼板の層間が、酸化鉄Fe↓2O↓3の粒状微粒子の集まりで絶縁された鉄心を製造する製造方法
目的 第一に、鉄心の加工上の問題を起こさない。第二に、絶縁層に要求される多くの性質を兼備する。第三に、安価な原料を用いて安価な費用で多数個の鉄心が連続して製造できる。
効果 金属化合物のアルコール分散液と有機化合物との混合液からなる被膜が、電磁鋼板に連続して形成される。いっぽう、被膜の原料は、熱分解で絶縁性の金属酸化物を析出する金属化合物と、アルコールと有機化合物とからなり、いずれも汎用的な工業薬品である。また、被膜の形成は電磁鋼板に混合液を塗布するだけの処理である。さらに、被膜を形成する電磁鋼板の大きさの制約はない。このため、安価な原料を用いて安価な費用で、電磁鋼板に連続して被膜が形成できる。
技術概要
電磁鋼板への被膜の形成方法は、熱分解で絶縁性の金属酸化物を析出する金属化合物をアルコールに分散してアルコール分散液を作成し、前記アルコールに溶解ないしは混和する第一の性質と、前記アルコールより粘度が高い第二の性質と、沸点が前記金属化合物の熱分解温度より低い第三の性質とを兼備する有機化合物を、前記アルコール分散液に混合して混合液を作成し、該混合液を電磁鋼板に塗布する、電磁鋼板への被膜の形成方法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 電磁鋼板の表面に、ナフテン酸鉄のアルコール分散液に有機化合物を混合した混合液を吸着させ、該電磁鋼板を積層して圧縮荷重を加え、該積層した電磁鋼板を鉄心の形状に打ち抜くないしはせん断する、この後、ナフテン酸鉄を熱分解し酸化第一鉄を析出し、該酸化第一鉄をマグへマイトに酸化し、さらに、必要に応じてマグへマイトをヘマタイtに酸化する。これによって、積層された電磁鋼板の層間がマグへマイトないしはヘマタイトでの微粒子で絶縁された鉄心が製造される。

登録者情報

登録者名称 小林 博

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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