出願番号 |
特願2017-167689 |
出願日 |
2017/8/31 |
出願人 |
国立大学法人金沢大学 |
公開番号 |
特開2019-045267 |
公開日 |
2019/3/22 |
登録番号 |
特許第6874990号 |
特許権者 |
国立大学法人金沢大学 |
発明の名称 |
比色検出型キラルセンサーを用いる光学活性キラルアミン化合物のキラリティー及び光学純度の決定方法 |
技術分野 |
情報・通信、有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造、検査・検出 |
適用製品 |
らせん状のポリ(ジフェニルアセチレン)化合物からなる比色検出型キラルセンサーを用いる光学活性キラルアミン化合物の簡便且つ実用的なキラリティー及び光学純度の新規な決定方法 |
目的 |
それ自体に高価な光学活性官能基を有さない、らせん状ポリ(ジフェニルアセチレン)化合物を利用して、様々な種類の光学活性キラルアミン化合物のキラリティー及び光学純度を、特殊な装置を用いることなく、いずれの光学純度領域においても、目に見える色(及び蛍光)の変化を利用して識別及び決定することが可能な、簡便且つ実用的なキラリティーセンシングの手法を提供する。 |
効果 |
これまで目視や蛍光スペクトルによる光学純度の決定が困難であった高光学純度領域(90〜100%ee)においても非常に高い分解能で光学活性キラルアミン化合物のキラリティー及び光学純度を決定することが可能である。安価なカメラやスマートフォンによる写真撮影後の画像解析(RGB解析により作成される検量線)や目視によって、光学純度既知の標準サンプル溶液の色調等と比較観測するだけで、鏡像異性体過剰率の差異を精度良く識別することが可能である。 |
技術概要
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下記式(I)の一方向巻きのらせん構造を有するポリ化合物と、光学純度が異なる光学活性キラルアミン化合物をアミド化した誘導体を、特定の混合溶媒に溶解させた溶液を標準サンプルとして調製する工程、式(I)の化合物を、キラリティー及び光学純度が未知の光学活性キラルアミン化合物と反応・アミド化した誘導体を、混合溶媒に溶解させた溶液を調製し、溶液の色調及び/又は蛍光強度を標準サンプルと比較観測して被験対象の光学活性キラルアミン化合物のキラリティー及び光学純度を決定する工程を含むキラリティー及び光学純度の決定方法。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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