植物病害防除剤

開放特許情報番号
L2019001931
開放特許情報登録日
2019/11/1
最新更新日
2019/11/1

基本情報

出願番号 特願2009-176097
出願日 2009/7/29
出願人 宮城県
公開番号 特開2010-070538
公開日 2010/4/2
登録番号 特許第5455114号
特許権者 宮城県
発明の名称 植物病害防除剤
技術分野 食品・バイオ
機能 材料・素材の製造
適用製品 植物病害防除剤
目的 高温や直射日光など生存に不適な環境条件下では比較的短時間のうちに活性を失い死滅するバーティシリウム・レカニの中で、死菌体となっても植物病害抑制効果を有する菌株からなる植物病害防除剤、及び、当該植物病害防除剤を用いた植物病害の防除方法を提供すること。
効果 本発明の植物病害防除剤において用いられる、加熱処理後の死胞子が植物病害抑制能力を有するバーティシリウム・レカニは、広範な植物害虫と植物病害に対して防除効果を有する。植物に散布した場合、害虫に付着した生胞子は速やかに害虫に感染し、最終的には死に至らしめるが、他方、害虫に付着しなかった生胞子は植物体に付着し、病害抑制効果を示す。生菌は環境条件により植物体上では長期間の生存はできず死に至るが、死菌体でも生菌体と同等以上の植物病害抑制効果を有する。
技術概要
 
加熱処理後の死胞子が植物病害抑制能力を有するバーティシリウム・レカニの生菌体、生菌体濾液、死菌体、死菌体濾液、又は培養濾液成分を、植物病害防除剤として使用する。加熱処理後の死胞子が植物病害抑制能力を有するバーティシリウム・レカニとして、MG−VL−45株(NITE P−493)又はMG−VL−101株(NITE P−494)を挙げることができる。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 従来の微生物農薬のような散布時間帯や施設内の環境条件に対する制約がなく、また、害虫と病害の両方を同時に防除でき、さらに、散布液が直接かからない部分などの処理した部分以外の病害抑制効果も期待できる植物病害防除剤を提供することができる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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