スピネル型リチウム・マンガン系複合酸化物粒子の製造方法ならびに用途

開放特許情報番号
L2019001729
開放特許情報登録日
2019/10/4
最新更新日
2019/10/4

基本情報

出願番号 特願2010-244499
出願日 2010/10/29
出願人 日揮触媒化成株式会社
公開番号 特開2012-096949
公開日 2012/5/24
登録番号 特許第5634828号
特許権者 日揮触媒化成株式会社
発明の名称 スピネル型リチウム・マンガン系複合酸化物粒子の製造方法ならびに用途
技術分野 化学・薬品、無機材料、電気・電子
機能 材料・素材の製造
適用製品 スピネル型リチウム・マンガン複合酸化物粒子およびその製造方法
目的 正極材として用いたときに集電体基板を損傷することがなく、また、この時、圧着しても粒子の破壊がなく、体積当たりの放電容量が高く、高温で使用したときのサイクル特性に優れたリ球状のリチウム・マンガン複合酸化物微粒子を提供する。
効果 球状のリチウム・マンガン複合酸化物微粒子が得られる。このような粒子を、正極材として用いるとなどに塗布する際にアルミ箔を傷つけるようなことがなく、正極材として用いたときにアルミ箔などの金属箔を含む集電体基板を損傷することがなく、また、この時、圧着しても粒子の破壊がない。その結果、体積当たりの放電容量が高く、高温で使用したときのサイクル特性に優れたリチウムイオン二次電池を提供することができる。
技術概要
 
下記の工程(a)〜(c)からなることを特徴とするスピネル型リチウム・マンガン複合酸化物粒子の製造方法;
(a)リチウム化合物、平均一次粒子径(D↓1)が0.1μm≦(D↓1)≦1μmの範囲にある二酸化マンガン粒子(A)、アルミナゾルおよびホウ素化合物を、Li:Mn:Al:Bの原子比が(x+y):(2−y−z):z1:z2(但し、1.0≦x≦1.2、0<y≦0.2、1<x+y≦1.2、0.01≦z1(Al)≦0.2、0.0005≦z2(B)≦0.05、z=z1+z2)の比率となり、固形分濃度が、5≦固形分濃度≦50重量%の範囲にあり、分散液の降伏応力値が5Pa≦降伏応力値≦500Paの範囲にあり、
pHが9≦pH≦14の範囲にある噴霧乾燥用混合物分散液を調製する工程。
(b)噴霧乾燥する工程。
(c)焼成する工程。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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