位相差干渉顕微装置
- 開放特許情報番号
- L2019001698
- 開放特許情報登録日
- 2019/9/27
- 最新更新日
- 2019/9/27
基本情報
出願番号 | 特願2014-246504 |
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出願日 | 2014/12/5 |
出願人 | 国立大学法人茨城大学 |
公開番号 | |
公開日 | 2016/6/20 |
登録番号 | |
特許権者 | 国立大学法人茨城大学 |
発明の名称 | 位相差干渉顕微装置 |
技術分野 | 情報・通信 |
機能 | 機械・部品の製造 |
適用製品 | 位相差干渉顕微装置 |
目的 | 波長を上回る厚さのある標本であっても、干渉像に位相の飛びが起こらない位相差干渉顕微装置を提供する。 |
効果 | 被検体を透過した光に空間光変調器で位相変化を与えることによって、得られる干渉像に位相の飛びを無くすことができるので、波長を上回る厚さのある標本であっても、正確な形状を再構成することができる。また、ノイズが付加されていても、それを補正により除去することにより、鮮明な画像を得ることができる。本発明によれば、どのような標本であっても、例えば、生物細胞のような透明な標本であっても、染色することなく、その立体構造を直接可視化することができるようになる。 |
技術概要 |
光源で発生させた光を分割用ビームスプリッタで照明光と参照光に分割する発生光学系と、
前記照明光を被検体に照射する照明光学系と、 前記照明光のうち前記被検体を透過した透過光と前記被検体から出た物体光をレンズでフーリエ変換し、空間光変調器で前記被検体の空間周波数スペクトルに対して位相変化を与え、再度レンズでフーリエ変換した上で、合成用ビームスプリッタを介して受光素子に照射する測定光学系と、 前記参照光を前記合成用ビームスプリッタで前記透過光及び前記物体光と合成させる参照光学系と、 前記受光素子で取得した光を画像処理して可視化する制御処理系と、を備え、 前記空間光変調器が与える位相をφ、虚数単位をi、角度をθとしたとき、 φ=e^(iθ)であり、 前記参照光で位相情報を取得し、 前記位相情報を基にノイズを除去する位相を与えることにより、前記照明光に付加されたノイズを除去する歪み補正用空間光変調器を備える、 ことを特徴とする位相差干渉顕微装置。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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