新規な含窒素複素環化合物、それよりなる電子輸送材料及びそれを含む有機発光素子と太陽電池

開放特許情報番号
L2019001696
開放特許情報登録日
2019/9/27
最新更新日
2019/9/27

基本情報

出願番号 特願2014-190677
出願日 2014/9/19
出願人 国立大学法人茨城大学
公開番号 特開2016-060722
公開日 2016/4/25
登録番号 特許第6386846号
特許権者 国立大学法人茨城大学
発明の名称 新規な含窒素複素環化合物、それよりなる電子輸送材料及びそれを含む有機発光素子と太陽電池
技術分野 有機材料、電気・電子
機能 材料・素材の製造
適用製品 新規な含窒素複素環化合物、それよりなる電子輸送材料及びそれを含む有機発光素子と太陽電池
目的 N型半導体としてフェナントロリン構造が有するπ共役性を十分に維持しながら、溶媒に対する溶解性が高く成膜性が良好で、且つ、安定性と耐久性に優れる新規な含窒素複素環化合物、それよりなる電子輸送材料並びにそれを含む有機発光素子と太陽電池を提供する。
効果 フェナントロリン構造に水素の少なくとも1個がハロゲン元素で置換された飽和炭化水素系の環状構造を導入することによって、より嵩高い構造を有する高分子量の化合物を得ることができるため耐熱性に優れ、保存安定性と耐久性に優れる。他方で、飽和炭化水素系の環状構造の導入は、フェナントロリン構造の電子吸引性に対して影響をほとんど与えず、加えて含窒素複素環化合物の平面構造を立体的に形成しやすくするため、フェナントロリン構造が有するπ共役性を十分に維持することができる。
技術概要
下記式(1)、(2)及び(3)で表される化合物の少なくとも何れか1つを含有することを特徴とする含窒素複素環化合物。
[式中、R↓11、R↓12、R↓21、R↓22、R↓31、R↓32、R↓41、R↓42は、フッ素原子及び塩素原子の少なくとも何れかである。a、b、c、dは0又は1の整数であり、a+b+c+d=2〜4の何れかの整数である。R↓1、R↓2、R↓3、R↓4、R↓5、R↓6は、それぞれ独立に水素原子、フッ素原子、臭素原子、塩素原子、ヨウ素原子、炭素数1〜8のアルキル基、核置換基を有していてもよいアリール基、アルコキシ基、アシル基、アミノ基、アミノピリジル基、又は置換されていてもよい環の構成原子として窒素原子、硫黄原子及び酸素原子の何れかを有する複素環基を示す。]
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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