海水を利用した下排水処理方法

開放特許情報番号
L2019001685
開放特許情報登録日
2019/9/25
最新更新日
2019/9/25

基本情報

出願番号 特願2012-244045
出願日 2012/11/6
出願人 国立大学法人茨城大学
公開番号 特開2014-091099
公開日 2014/5/19
登録番号 特許第5999598号
特許権者 国立大学法人茨城大学
発明の名称 海水を利用した下排水処理方法
技術分野 化学・薬品
機能 環境・リサイクル対策
適用製品 有機物を含む下排水を省エネルギーで簡便に処理するために海水を利用した下排水処理方法
目的 下排水に含まれる有機物を硫酸塩還元細菌によって分解する際に、処理槽内に導入する処理用水として硫酸塩が豊富に含まれる海水を利用する下排水処理方法において、従来よりも省エネルギーで、且つ、メンテナンスの手間と時間を少なくすることによって、低コストで簡便な下排水処理方法を提供する。
効果 本発明の下排水処理方法は省エネルギーの簡易的な処理方法であっても、処理能力と処理効率を従来の方法と同等以上に維持できる。さらに、処理槽の長期使用が可能となり、処理装置や処理設備のメンテンスが非常に楽になり、処理処分コストの低減が図れる。
技術概要
硫酸塩還元細菌の存在下で、有機物を含む処理対象となる下排水と硫酸塩を含む海水とを処理浄化槽に導入することによって行う前記の硫酸塩還元細菌による下排水処理方法であって、前記の処理浄化槽は海水浸入式の処理浄化槽で、前記の海水を潮の干満を利用して前記の処理浄化槽へ導入するものであり、少なくとも、満ち潮のときに海水が前記の処理浄化槽の内部へ浸入した状態で下排水を前記の処理浄化槽に導入する工程と、前記の処理浄化槽内において前記の硫酸塩還元細菌の存在下で前記の下排水に含まれる有機物を分解処理する工程と、引き潮のときに前記の海水とともに前記の下排水を前記の処理浄化槽から流出させる工程とからなることを特徴とする、海水を利用した下排水処理方法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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