出願番号 |
特願2013-102403 |
出願日 |
2013/5/14 |
出願人 |
国立大学法人茨城大学 |
公開番号 |
特開2013-255789 |
公開日 |
2013/12/26 |
登録番号 |
特許第6206838号 |
特許権者 |
国立大学法人茨城大学 |
発明の名称 |
組織自己接合型体内挿入管 |
技術分野 |
食品・バイオ、化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
生体内組織との接合が行われる体内挿入管 |
目的 |
補助人工心臓の脱血管又は送血管と心臓との接合、又は人工血管と生体血管との接合を、従来より迅速で、且つ簡便に行うとともに、細菌が侵入する隙間が形成されることなく高い接合強度を得るために、人工心臓装着支援を始めとする生体組織との高強度接合技術の確立の一環として、複合低エネルギー接合方法に適用できる組織自己接合型体内挿入管及び該体内挿入管と体内器官組織との接合方法を提供する。 |
効果 |
体内器官組織と接触する側に、前記体内器官組織の変形又は変位による投錨(アンカリング)効果が得られるような溝、孔又は窪みを有するだけでなく、体内挿入管と体内器官組織との間に存在する空気を排出又は吸引して前記溝、孔又は窪みに負圧を作用させるための通路を備えることによって、接合部分に負圧が付与されるときに、体内器官組織の前記の溝、孔又は窪みへの変形又は変位が容易となり、接合界面に接合強度を低下させるようなボイドや隙間の発生を防止して、接合強度を高める効果が期待できる。 |
技術概要
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体内器官組織に覆われた状態で前記体内器官組織と接触して加熱及び/又は微小振動を加えて接合される体内挿入管であって、
前記体内挿入管には、少なくとも、前記体内器官組織と接触する側に前記体内器官組織の一部が変形又は変位により侵入することにより投錨効果が得られる大きさの溝、孔又は窪みが形成され、前記体内挿入管と前記体内器官組織との接合時に前記溝、孔又は窪みに負圧を作用させるための通路が形成され、
前記体内器官組織と接触して加熱及び/又は微小振動を加えて接合された後の引張強度が0.01MPa以上であることを特徴とする組織自己接合型体内挿入管。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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