自己溶菌能を有するシアノバクテリアを用いたバイオ燃料等有用物質の製造方法

開放特許情報番号
L2019001679
開放特許情報登録日
2019/9/25
最新更新日
2019/9/25

基本情報

出願番号 特願2012-217850
出願日 2012/9/28
出願人 国立大学法人茨城大学
公開番号 特開2013-198473
公開日 2013/10/3
登録番号 特許第5688665号
特許権者 国立大学法人茨城大学
発明の名称 自己溶菌能を有するシアノバクテリアを用いたバイオ燃料等有用物質の製造方法
技術分野 食品・バイオ
機能 材料・素材の製造
適用製品 自己溶菌能を有するシアノバクテリアを用いた物質の製造方法
目的 シアノバクテリアを用いた、バイオ燃料等の有用物質の製造方法を提供する。
効果 シアノバクテリアを含むグラム陰性菌細胞内で外来遺伝子産物を大量に発現させることが可能である。本発明者が単離した自己溶菌能を有するシアノバクテリアと、本発明に係る発現ベクターを組み合わせることにより、シアノバクテリア細胞に目的物質を生産させ、それを簡便に回収することが可能である。
技術概要
シアノバクテリア形質転換体を培養し、外来遺伝子を発現させ、自己溶菌を誘導することを特徴とする、シアノバクテリアを用いた物質製造方法であって、
前記シアノバクテリア形質転換体が、シアノバクテリア発現ベクターを、受託番号FERM P-22172を有するリムノスリックス/シュードアナベナ・エスピー(Limnothrix/Pseudanabaena sp.)ABRG5-3株又は自己溶菌能を有するその変異体であるリムノスリックス/シュードアナベナ属シアノバクテリアに導入して得られるものであり、
前記シアノバクテリア発現ベクターは、配列番号1に示される塩基配列からなるpsbA2遺伝子上流領域の、ATボックス配列を含む塩基配列を欠失し、かつ転写活性を有する変異型領域と、外来遺伝子とを含み、
自己溶菌の誘導は、前記シアノバクテリア形質転換体を培地を連続的にかき混ぜながら培養した後、静置培養することによって行い、静置培養は、(i)暗所で行うか、又は(ii)赤色光の照射下で行う、
方法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
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