プローブ修飾ナノ粒子を用いた有害微生物の高感度バイオセンシングシステム

開放特許情報番号
L2019001448 この特許をより詳しくイメージできる、登録者からの説明資料をご覧頂けます
開放特許情報登録日
2019/8/21
最新更新日
2019/8/21

基本情報

出願番号 特願2013-108792
出願日 2013/5/23
出願人 国立大学法人福井大学
公開番号 特開2014-226093
公開日 2014/12/8
登録番号 特許第6198040号
特許権者 国立大学法人福井大学
発明の名称 プローブ修飾ナノ粒子を用いた有害微生物の高感度バイオセンシングシステム
技術分野 食品・バイオ、情報・通信
機能 制御・ソフトウェア
適用製品 衛生検査のための有害微生物の検出技術
目的 従来法に比して迅速かつ簡便な有害微生物の高感度バイオセンシング技術を提供する。
効果 本発明の方法により、高い感度での有害微生物の検出を迅速、簡便かつ安価に行うことができる。本発明の方法は、プローブの選択により、あらゆる種類の微生物の検出を可能とする。電極上での酵素-基質反応を利用する実施形態により、更に高い感度の有害微生物の検出が可能となる。本発明はまた、そのような方法を行うための試薬キットも提供する。
技術概要
検査試料中の標的微生物を検出するための方法であって、
(1)検査試料からDNAを抽出し、かつ抽出したDNAを一本鎖DNAに解離させる工程、
(2)得られた一本鎖DNAと、標的微生物のDNAの一鎖中の第1の領域の塩基配列にストリンジェントな条件下でハイブリダイズする塩基配列を有する第1のプローブが表面に担持されておりかつ磁性を有する少なくとも1つの第1の粒子と、該一鎖中の第1の領域とは重複しない第2の領域の塩基配列にストリンジェントな条件下でハイブリダイズする塩基配列を有する第2のプローブおよびフェロセンが表面に担持されている非磁性金属ナノ粒子からなる少なくとも1つの第2の粒子とを、該一本鎖DNA中にある第1の領域と第1のプローブとの間、および、該一本鎖DNA中にある第2の領域と第2のプローブとの間のハイブリダイゼーションを許容する条件下において接触させ、それにより該一本鎖DNAを介して第1の粒子と第2の粒子とが連結された複合体を形成させる工程、
(3)磁気的相互作用を介して該複合体を回収する工程、
(4)回収した複合体を電気化学測定に供し、それによりフェロセンを検出する工程
を含む、前記方法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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