出願番号 |
特願2017-565624 |
出願日 |
2017/2/2 |
出願人 |
学校法人 芝浦工業大学 |
公開番号 |
WO2017/135363 |
公開日 |
2017/8/10 |
登録番号 |
特許第6960672号 |
特許権者 |
学校法人 芝浦工業大学 |
発明の名称 |
高強度と高耐食性を有するアルミニウム合金材及びその製造方法、並びに、アルミニウム合金材の表面処理方法 |
技術分野 |
金属材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
アルミニウム合金材及びその製造方法 |
目的 |
簡易で低コストでありながらアルミニウム合金の耐食性を向上させることができ、同時に合金基材の強度改善を図り得る処理方法を提供すると共に、この方法により見出された新規な構成のアルミニウム合金の構成を明らかにする。 |
効果 |
温度と圧力を厳密に管理した水蒸気を適用する方法である。この水蒸気処理は、従来の化成処理のような酸・アルカリ・重金属等の薬液による処理と相違し、低コストで実施可能であり、環境負荷も低い。そして、この水蒸気処理は、効果的な防食皮膜の形成と、アルミニウム合金基材の強化という性質が相違する材料特性を同時に改善することができる。 |
技術概要
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アルミニウム合金からなる基材と、前記基材の少なくとも一方の表面上に形成された皮膜とからなるアルミニウム合金材において、
基材となる前記アルミニウム合金は、アルミニウム以外の元素である溶質元素を少なくとも1種含み、
前記皮膜は、一水和アルミニウム酸化物(AlO(OH))と、下記化1で示されるAl系層状複水酸化物とからなり、
前記皮膜についてなされるX線回折の回折ピークについて、一水和アルミニウム酸化物の200反射のピーク強度(X)と、前記Al系層状複水酸化物の003反射のピーク強度(Y)との比(Y/X)が、0.1〜0.5であることを特徴とするアルミニウム合金材。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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