愛着障害の判定方法

開放特許情報番号
L2019001280
開放特許情報登録日
2019/7/31
最新更新日
2019/7/31

基本情報

出願番号 特願2013-264455
出願日 2013/12/20
出願人 国立大学法人福井大学
公開番号 特開2015-119785
公開日 2015/7/2
登録番号 特許第6487144号
特許権者 国立大学法人福井大学
発明の名称 愛着障害の判定方法
技術分野 食品・バイオ、化学・薬品
機能 検査・検出
適用製品 愛着障害の判定および愛着障害と注意欠陥多動性障害の鑑別方法
目的 患者に過大な負担をかけることなく、愛着障害の適切な治療方針を決定するための手がかりの一つとして、愛着障害を判定し、ADHDと鑑別する方法を提供する。
効果 従来判定が困難であった、愛着障害の非侵襲的な鑑別判定が可能になり、愛着障害を簡便に発見することができ、早期に治療が開始でき、重篤な精神疾患へ推移することを予防することができる。これまで困難とされてきた、愛着障害とADHDなどとの鑑別判定が可能となり的確な治療ができる。愛着障害の治療に有効な薬物を見出すことができる。しかも、対人関係(社会的関係パターン)の改善、過度の警戒、適切に選択的な愛着を示す能力の欠如した、拡散した愛着、無分別な社交性などを特徴とする情緒障害の改善を客観的に評価できる。
技術概要
被験者に報酬系の刺激を行い、被験者の脳画像を解析し、脳内部位の賦活度の変化から愛着障害を判定するためのデータを収集する方法であって、報酬系の刺激が金銭報酬を伴うカードめくりテストであり、脳内部位が背側線条体、腹側線条体及び視床である方法。
被験者に金銭報酬を伴うカードめくりテストを行い、機能的磁気共鳴画像法による被験者の脳画像を解析し、脳内部位の賦活度を、
(1)高い金銭報酬を伴う場合に不変又は低下、および低い金銭報酬を伴う場合に不変又は低下
(2)高い金銭報酬を伴う場合に上昇、および低い金銭報酬を伴う場合に不変又は低下
に類別することからなる愛着障害を鑑別するためのデータを収集する方法であって、脳内部位が背側線条体、腹側線条体及び視床である方法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
Copyright © 2024 INPIT