導電紙及びその製造方法

開放特許情報番号
L2019001211
開放特許情報登録日
2019/7/23
最新更新日
2019/7/23

基本情報

出願番号 特願2010-198628
出願日 2010/9/6
出願人 地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター
公開番号 特開2012-057261
公開日 2012/3/22
登録番号 特許第5647836号
特許権者 地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター
発明の名称 導電紙及びその製造方法
技術分野 繊維・紙、電気・電子
機能 材料・素材の製造
適用製品 導電紙及びその製造方法
目的 金属化率をほぼ100%とすることで、1〜1000MHzの範囲の周波数で30〜60dBの範囲の優れたシールド特性、耐熱性を有すると共に、優れた加工性を有し、また、低廉な価格で製品化できる導電紙及びその製造方法を提供する。
効果 木材パルプを原料としているので低廉な価格で製品化できる。また、金属被覆されない木材パルプを混合抄紙して形成されているので、優れた加工性、耐熱性を有している。そして、木材パルプは金属化率がほぼ100%である特性を有することで、金属被覆される木材パルプの重量比が53〜93%の範囲にあれば、必要枚数の導電紙を重ねることで1〜1000MHzの範囲の周波数で30〜60dBの範囲の優れたシールド特性を容易に得ることができる。
技術概要
無電解金属めっきにより金属被覆される木材パルプと、金属被覆されない木材パルプを混合抄紙して形成されて成り、
前記金属被覆された木材パルプは、木材のチップからパルプを離解してそれを分散させて絶乾の状態に乾燥させる第一の工程と、該乾燥パルプをセンシタイザ処理して、水洗いして絶乾の状態に乾燥させる第二の工程と、当該乾燥パルプをアクチベータ処理して絶乾の状態に乾燥させる第三の工程からなり、この乾燥パルプをめっき処理して水洗い処理されることにより木材パルプの表面全体が金属に被覆されており、
前記両木材パルプの全重量に対する前記金属被覆される木材パルプの重量比が53〜93%の範囲にあることを特徴とする導電紙。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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