開水路流量計測装置

開放特許情報番号
L2019001189
開放特許情報登録日
2019/7/19
最新更新日
2019/7/19

基本情報

出願番号 特願2016-159411
出願日 2016/8/16
出願人 有限会社北沢技術事務所
公開番号 特開2018-028184
公開日 2018/2/22
登録番号 特許第6047738号
特許権者 有限会社北沢技術事務所
発明の名称 開水路流量計測装置
技術分野 情報・通信
機能 機械・部品の製造
適用製品 開水路流量計測装置
目的 開水路流量計測装置として、超音波式流量計は水路内に超音波の送受信器を設置する必要があり、高価で保守性が課題である。堰式流量計およびフリューム式流量計は土木構造物を水路に設置する必要があり、高価となり、水路の水頭損失が課題である。平均流速公式法流量計は等流状態以外の水路に適用できないことが課題である。
効果 多くの人工水路に見られる水路断面が一様で、流下方向に対して水路勾配が一定の漸変不等流水路の上流水深および下流水深を水位測定または限界水深演算により求める。
この2箇所の水深を結ぶ水面形から水路の流量を演算により求める。流量計測装置として水路の上流、下流に水深を測定する水位計または限界水深演算部、流量演算装置および水位計と流量演算装置を接続する水深伝送部と伝送路で構成でき、経済的な流量計測が実現できる。
技術概要
水路断面が一様で流下方向に対して水路勾配が一定の漸変不等流開水路において上流水深および下流水深を水位測定または限界水深演算により求める。前記上流水深および下流水深を結ぶ水面形を形成する流量を逐次可変して探索する。探索の結果、前記上流水深および下流水深を結ぶ水面形に合致した流量を流量計測値とする。水位測定と演算により流量計測が可能となり安価な流量計測装置が構成可能となった。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 農業用の人工水路に多い、水路断面が一様で流下方向に対して水路勾配が一定の漸変不等流開水路において、第一段階で上流水深および下流水深を測定して、上流水深および下流水深を結ぶ水面形をシンプソン法等による数値積分により求める。第二段階では、第一段階で求めた水面形に対応した流量を逐次可変して探索する。探索の結果、前記上流水深および下流水深を結ぶ水面形に合致した流量を流量計測値とする。水路内に超音波送受信器を設置する超音波式に比較して安価で保守が容易であり、また、堰式またはフリューム式流量計のように水路内に構造物設置が不要のために安価であり、水路の水頭損失を発生しない。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
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