積層セラミックス電子部品における内部電極の形成方法

開放特許情報番号
L2019001144
開放特許情報登録日
2019/7/10
最新更新日
2019/7/10

基本情報

出願番号 特願2014-143644
出願日 2014/6/25
出願人 小林 博
公開番号 特開2016-009855
公開日 2016/1/18
登録番号 特許第6406569号
特許権者 小林 博
発明の名称 積層セラミックス電子部品における内部電極の形成方法
技術分野 電気・電子
機能 機械・部品の製造
適用製品 積層セラミックス電子部品における内部電極の形成方法
目的 金属粒子が燒結して内部電極を形成する際と、セラミックス粉体が焼結して多結晶体を形成する際に、空隙が形成されるが、この空隙を埋める微細な物質が存在すること。また、内部電極の原料と空隙を埋める微細な物質の原料とが、グリーンシートの表面の凹部とグリーンシートの間隙を埋めること。
効果 極めて簡単な3つの工程を連続して実施することで、積層セラミックス電子部品における内部電極が形成されるため、内部電極は極めて安価な費用で製造できる。
技術概要
第一の有機金属化合物の熱分解で析出した金属微粒子が粗大化し、粗大化した金属粒子同士が燒結して内部電極を形成し、セラミック粉体同士が焼結する際と内部電極が形成される際に発生する空隙を、第二の有機金属化合物の熱分解で析出した金属酸化物微粒子の集まりが埋め尽くし、金属粒子同士が燒結した内部電極の層と、金属酸化物微粒子の集りからなる層とからなる2層からなる2重構造が、重ね合わされたグリーンシート同士の間隙に形成されることを特徴とする、積層セラミックス電子部品における内部電極の形成方法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 熱分解で金属を析出する有機金属化合物と、熱分解で金属酸化物を析出する有機金属化合物と、有機化合物の熱分解温度より沸点が低い有機化合物とを混合し、液状ペーストを作成し、グリーンシートの内部電極を形成する部位に印刷し、グリーンシートを重ね合わせ、圧縮荷重を加え、2種類の有機金属化合物を熱分解する、さらに、より大きな圧縮荷重を加え、グリーンシートを焼結する、これによって、金属微粒子同士が焼結して内部電極の層を形成し、金属酸化物の微粒子がグリーンシートの間隙を埋め尽くし絶縁層を形成し、2層からなる内部電極が形成される。

登録者情報

登録者名称 小林 博

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
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