熱伝導性ペーストの製造方法

開放特許情報番号
L2019001143
開放特許情報登録日
2019/7/10
最新更新日
2019/7/10

基本情報

出願番号 特願2014-126696
出願日 2014/6/3
出願人 小林 博
公開番号 特開2015-229772
公開日 2015/12/21
登録番号 特許第6385155号
特許権者 小林 博
発明の名称 熱伝導性ペーストの製造方法
技術分野 化学・薬品、有機材料、電気・電子
機能 材料・素材の製造
適用製品 熱伝導性ペースト
目的 部品ないしは基材に熱伝導性を付与するに際し、全く新たな技術を実現すること。
効果 安価な工業用薬品からなる熱伝導性ペーストを接合面に印刷して熱処理し、この後、接合面を重ね合わせ、重ね合わされた被接合体に圧縮荷重をかける、ないしは、熱伝導性ペーストを接合面に印刷して接合面を重ね合わせ、重ね合わされた被接合体に圧縮荷重をかけて熱処理するという極めて簡単な処理によって、酸化アルミニウム微粒子の集まりを介して、接合面同士が金属に近い熱伝導性と優れた絶縁性の膜状体を介して接合される。
技術概要
熱伝導性ペーストの製造方法は、熱分解によって熱伝導性と電気絶縁性との性質を兼備する酸化アルミニウムが析出する有機アルミニウム化合物を、アルコールに分散してアルコール分散液を作成し、前記アルコールに溶解ないしは混和する第一の性質と、前記アルコールに溶解した溶解液ないしは前記アルコールに混和した混和液は、前記アルコールより高い粘度を有する第二の性質と、沸点が前記有機アルミニウム化合物の熱分解温度より低い第三の性質とからなる3つの性質を兼備する有機化合物を、前記アルコール分散液に混合することによって混合液を作成し、該混合液からなる熱伝導性ペーストを製造する、熱伝導性ペーストの製造方法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 熱分解で酸化アルミニウムを析出する有機アルミニウム化合物をアルコールに分散し、アルコールより粘度が高く、有機アルミニウム化合物の熱分解温度より沸点が低い有機化合物をアルコール分散液に混合し、熱伝導性ペーストを製造する。該熱伝導性ペーストを、部品同士ないしは基材同士を接合する接合面に塗布ないしは印刷し、部品同士ないしは基材同士を熱処理し、接合面に酸化アルミニウムの微粒子の集まりを析出させ、部品同士ないしは基材同士を重ね合わせ、圧縮荷重を加え、部品同士ないは基材同士を酸化アルミニウムの微粒子を介して接合させる。

登録者情報

登録者名称 小林 博

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
Copyright © 2019 INPIT