出願番号 |
特願2013-256457 |
出願日 |
2013/11/25 |
出願人 |
小林 博 |
公開番号 |
特開2015-101537 |
公開日 |
2015/6/4 |
登録番号 |
特許第6384805号 |
特許権者 |
小林 博 |
発明の名称 |
金属と金属酸化物との性質を兼備するセラミックス粒子の製造方法 |
技術分野 |
化学・薬品、無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
金属と金属酸化物との性質を兼備するセラミックス粒子を製造する製造方法 |
目的 |
材質や大きさや形状に係わらず、安価な材料を用いて安価な製造費用で、金属と金属酸化物の性質を兼備し、金属のように耐熱性が高く、金属より酸化ないしは腐食しにくい、セラミックス粒子を実現すること。 |
効果 |
安価な工業用薬品であるカルボン酸金属化合物を用いて、大気雰囲気の290-400℃の極めて低い温度の熱処理で、セラミックス粒子の材質や大きさや形状に係わらず、その表面を様々な金属からなる金属微粒子の集まりで覆うことができる。この結果、安価な製造費用でセラミックス粒子を金属微粒子の集まりで覆うことができ、セラミックス粒子は新たに金属の性質を持つ。 |
技術概要
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大気雰囲気での熱処理で金属を析出する第一の有機金属化合物をアルコールに分散してアルコール分散液を作成する第一の工程と、アルコール分散液にセラミックス粒子の集まりを投入して第一の懸濁液を作成する第二の工程と、第一の懸濁液を昇温してアルコールを気化させ、セラミックス粒子が第一の有機金属化合物で覆われた第一の処理粒子を作成する第三の工程と、大気雰囲気での熱処理で金属酸化物を析出する第二の有機金属化合物をアルコールに分散してアルコール分散液を作成する第四の工程と、アルコール分散液に第一の処理粒子の集まりを投入して第二の懸濁液を作成する第五の工程と、第二の懸濁液を昇温してアルコールを気化させ、第一の処理粒子が第二の有機金属化合物で覆われた第二の処理粒子を作成する第六の工程と、第二の処理粒子の集まりを大気雰囲気で、第一の有機金属化合物が熱分解する熱処理と、第二の有機金属化合物が熱分解する熱処理とからなる2つの熱処理を連続して行う第七の工程とからなり、セラミックス粒子が、微粒子の2重構造によって覆われ、金属と金属酸化物との性質を兼備するセラミックス粒子を製造する製造方法。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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