作業車輌の原動部構造
- 開放特許情報番号
- L2019001124
- 開放特許情報登録日
- 2019/7/22
- 最新更新日
- 2019/7/22
基本情報
出願番号 | 特願2010-209792 |
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出願日 | 2010/9/17 |
出願人 | 井関農機株式会社 |
公開番号 | |
公開日 | 2012/3/29 |
登録番号 | |
特許権者 | 井関農機株式会社 |
発明の名称 | 作業車輌の原動部構造 |
技術分野 | 食品・バイオ、輸送 |
機能 | 機械・部品の製造 |
適用製品 | 作業車輌の原動部構造 |
目的 | ラジエータの内側に設けたファンの正転状態と逆転状態を切換え、ラジエータの冷却及びラジエータカバーの濾過体に付着した藁屑、塵埃等の除去を行なう構成において、ファンを逆転させる場合には、ファンの回転方向を反転させた直後の風量が小さくなり、正転状態におけるラジエータの冷却効率が低下し、逆転状態においてはラジエータカバーの濾過体に付着した藁屑、塵埃等の除去効率が低くなるために、正転状態でのラジエータの冷却効率が更に低下してエンジンがオーバヒートしやすくなる問題があった。
かかる問題点を解消する。 |
効果 | ラジエータファンの正転駆動状態と非駆動状態との切換および排塵ファンの逆転駆動状態と非駆動状態との切換を行なう駆動状態切換手段とを設けていることから、切換え構造を簡易にでき信頼性も高まる。
ラジエータファンの非駆動状態から正転駆動状態の切換時に、排塵ファンが慣性力により逆転状態を維持して排気風を送風していても、ラジエータファンによって外気を機体内側へ吸入することができ、ラジエータの冷却効率を向上させることができる。 その結果、エンジンのオーバヒートを効果的に防止して作業能率を高めることができる。 |
技術概要 |
エンジンの冷却水を冷却するラジエータと、ラジエータの外側に配置した外気濾過用の濾過体と、ラジエータの機体内側に配置した正転駆動状態と非駆動状態とに切換可能な外気吸入用のラジエータファンと、ラジエータの機体内側に配置した逆転駆動状態と非駆動状態とに切換可能な排気用の排塵ファンと、
ラジエータファンの正転駆動状態と非駆動状態との切換および排塵ファンの逆転駆動状態と非駆動状態との切換を行なう駆動状態切換手段とを設け、 ラジエータファンと排塵ファンを同一軸心上に設けると共に、 ラジエータファンよりも機体内側に排塵ファンを設け、 排塵ファンを支持する筒状回転軸内を貫通してラジエータファンの回転軸を設け、排塵ファン及びラジエータファンをエンジンの出力により駆動する構成とし、 逆転駆動状態から非駆動状態に切換られた後における排塵ファンの慣性での逆転による排気風量よりも、非駆動状態から正転駆動状態に切換られた後におけるラジエータファンの外気吸入風量を大に設定した作業車輌の原動部構造。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | 井関農機株式会社 |
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その他の情報
関連特許 |
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