ピクセル型電極構造のガス放射線検出器

開放特許情報番号
L2019001022
開放特許情報登録日
2019/6/28
最新更新日
2019/6/28

基本情報

出願番号 特願2007-015255
出願日 2007/1/25
出願人 国立大学法人神戸大学
公開番号 特開2008-180647
公開日 2008/8/7
登録番号 特許第5082096号
特許権者 国立大学法人神戸大学
発明の名称 ピクセル型電極構造のガス放射線検出器
技術分野 情報・通信
機能 機械・部品の製造
適用製品 ピクセル型電極構造を有するガス放射線検出器の増幅度及び動作安定性向上
目的 マイクロメッシュを用いて電場構造を三次元的に構成し、上述したμ-PICと比べてガス増幅の行われる領域を空間的に拡げることにより、高いガス増幅率を持ち(電子などの粒子線飛跡検出に必要である104以上のガス増幅率においては、放電による大電流における電極破壊が生じない)、電極部の信頼性を向上させることができるガス放射線検出器を提供する。
効果 μ-PICよりも利得が大きく、かつ電極部の信頼性を向上させることができる。陽極としてピクセルを用い、メッシュ電極により三次元的に電場を構成するため、高電場が作り易く増幅率が大きい。メッシュ電極を備えたことにより、陽極から陰極にかけて、距離に応じて急速に電場が弱まるので、放電への進展が極めて起こり難い。
技術概要
両面基板の裏面に形成される陽極と、前記陽極に植設されると共に上端面が前記両面基板の表面に露出する円柱状陽極電極と、前記円柱状陽極電極の上端面の回りに穴が形成される陰極電極から構成されるピクセル型電極構造のガス放射線検出器において、
前記両面基板の表面上に所定間隔を設けて平行に配設されるメッシュ電極を備え、
上記メッシュ電極は前記円柱状陽極電極の上部に配設され、
上記メッシュ電極に前記陰極電極に対して所定の負電圧が印加されることにより、前記円柱状陽極電極の周囲に3次元的に広がりを持つ高電場のガス増幅領域が形成され、上記メッシュ電極を設けない場合と比較してガス増幅率を向上させたことを特徴とするピクセル型電極構造のガス放射線検出器。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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