電解セル

開放特許情報番号
L2019000994
開放特許情報登録日
2019/6/26
最新更新日
2019/6/26

基本情報

出願番号 特願2011-260878
出願日 2011/11/29
出願人 地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター
公開番号 特開2013-112864
公開日 2013/6/10
登録番号 特許第5917108号
特許権者 地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター
発明の名称 電解セル
技術分野 金属材料
機能 材料・素材の製造
適用製品 電解膜を用いて水を電気分解する電解セル
目的 リザーバタンク等の気液分離装置を設けることなく、簡易構造で被電解水の吹き零れ又は噴出を有効に防止しつつ電解ガスを安定して排気することができる電解セルを提供する。
効果 電解セルは水の電解によって発生した電解ガスによる被電解水の乱流を防止して、該被電解水を所望の方向へ循環させつつ、電解セル内で電解ガスと被電解水との気液分離を確実に達成し該分離した電解ガスを安定して排気することができる。
技術概要
電解膜で隔てられた陽極室及び陰極室を画成する凹部を有する一対の金属製のブロック体と、該陽極室内及び陰極室内のそれぞれに配され電解膜を挾持する一対の電極又は電解膜に直接設けられた一対の電極を備え、陽極室内及び陰極室内のそれぞれに一面を電極に圧接すると共に他面をブロック体の凹部内底面に圧接する整流板を設け、該各整流板は一面及び他面に垂直方向に延びる隔壁にて隔てられた分流路を形成し、該分流路にて一面側に電極で発生した電解ガスと被電解水の上昇流路を形成すると共に他面側に被電解水の下降流路を形成し、同整流板の上位に一面と他面間を貫通し且つ隔壁にて隔てられた上部切り欠きを形成して上昇流路と下降流路を連通する上部通水口を形成すると共に、同整流板の下位に一面と他面間を貫通し且つ隔壁にて隔てられた下部切り欠きを形成して下降流路と上昇流路を連通する下部通水口を形成し、被電解水を上部通水口と下部通水口を通じて上昇流路と下降流路とに循環せしめる構成とし、一対のブロック体のそれぞれに上部通水口に上昇流路を通じて上昇した電解ガスを排気し被電解水を下降流路に供する排気管を設けたことを特徴とする電解セル。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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