秘匿演算変換システム、秘匿演算変換方法、および、秘匿演算変換プログラム

開放特許情報番号
L2019000891
開放特許情報登録日
2019/6/19
最新更新日
2023/3/24

基本情報

出願番号 特願2018-139191
出願日 2018/7/25
出願人 公立大学法人広島市立大学
公開番号 特開2020-016739
公開日 2020/1/30
登録番号 特許第7219437号
特許権者 公立大学法人広島市立大学
発明の名称 秘匿演算変換システム、秘匿演算変換方法、および、秘匿演算変換プログラム
技術分野 情報・通信
機能 制御・ソフトウェア
適用製品 秘匿演算変換システム、秘匿演算変換方法、および、秘匿演算変換プログラム
目的 従来の準同型性公開鍵暗号を利用した秘匿計算とは機密性の根拠が異なり、ある秘匿演算を別の秘匿演算に変換することにより、双方が同意した意味のある秘密情報を公平に得ることを可能とする。さらに、得られた交渉秘密情報の機密性を根拠として、秘密データの機密性を完全に守りながら、交渉秘密情報と秘密データを用いた安価なコストの計算により秘匿計算を行うことができる秘匿演算変換システムおよび秘匿演算変換方法を提供する。
効果 双方が同意した関係を満たす交渉秘密情報を公平に得ることを可能とする。さらに、得られた交渉秘密情報の機密性を根拠として、秘密データの機密性を完全に守りながら、秘密データと交渉秘密情報を用いた加算・乗算等の安価なコストの計算により秘匿計算を行う秘匿演算交換システムを実現することができる。
技術概要
2以上のデータ処理装置で構成され、前記データ処理装置はそれぞれの秘密データを記憶する秘密データ記憶手段と、それぞれの出力データを記憶する出力データ記憶手段と、前記秘密データ、前記出力データ、前記秘密データに対して適用したい変換前演算型Aと前記出力データに対して適用したい変換後演算型Bの組み合わせを指定する演算変換方式型をそれぞれの交渉秘密情報として記憶する交渉秘密情報記憶手段と、前記秘密データを入力として、他の前記データ処理装置と連携して、前記出力データを秘匿に計算する演算処理手段と、を有し、
前記演算処理手段は、前記秘密データと他の前記データ処理装置が記憶する秘密データを入力として前記変換前演算型Aの演算を行ったときの結果と、前記出力データと前記他のデータ
処理装置の出力データを入力として前記変換後演算型Bを行ったときの結果が同じであることを保証する、
ことを特徴とする秘匿演算変換システム。
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 機関1と機関2が保有する同一フォーマット上に配列されたデータ列に対して所望の演算処理(四則演算、論理演算等)を行った結果を、第3の機関を介することなく、更に、自らのデータを相手機関に知られることなく、取得することができる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
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