編針の製造方法

開放特許情報番号
L2019000836
開放特許情報登録日
2019/6/12
最新更新日
2019/6/12

基本情報

出願番号 特願2014-126615
出願日 2009/6/3
出願人 地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター
公開番号 特開2014-221962
公開日 2014/11/27
登録番号 特許第6029149号
特許権者 地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター
発明の名称 編針の製造方法
技術分野 繊維・紙
機能 材料・素材の製造
適用製品 針頭部表面の一部又は全部にDLC(ダイヤモンドライクカーボン)膜を被覆させた編針
目的 ミシン等の部品やミシン針の先端部(硬質ボール)といった、限られた部品及び部分の摩耗等対策に用いられていたDLC(ダイヤモンドライクカーボン)膜を編針の針頭部表面の一部又は全部に的確に被覆させることで、当該編針を用いて金属繊維等の難編成素材を編成(ダブルニットによる編成)する場合であっても、編針の針頭部に摩耗、破損等のトラブルが発生しにくく、且つ、耐久性に極めて優れた編針を提供すること。
効果 高耐摩耗性、高防食性、低表面摩擦係数を特徴とするDLC(ダイヤモンドライクカーボン)膜を針頭部に被覆させているため、当該編針を用いて金属繊維等の難編成繊維を編成(ダブルニットによる編成)する場合であっても、編針自体の傷や錆を防ぐことが可能となる。また、針幹部に羽根を設けているので、ダブルニット編成作業において、編針同士を交差させることができ、その結果、編地の目移しを可能にすることができる。またさらに、針幹部に設けた羽根にもDLC膜を被覆させることができるため、さらに一層編針の耐久性の向上が望める。
技術概要
ベラを回動自在に軸支する針幹部と、前記針幹部先端に延設され略U字状に折曲したフックとを含む針頭部を有し、前記針幹部には、羽根が設けられるとともに、前記針頭部が、その表面の一部又は全部にダイヤモンドライクカーボン膜が被覆されている編針において、前記ダイヤモンドライクカーボン膜は、前記編針のうち、前記ダイヤモンドライクカーボン膜を被覆させない部分を治具により密着挟持させるとともに、前記編針をその長手方向が、当該治具に対して垂直方向となるよう保持させた状態で前記針頭部の表面の一部又は全部に被覆せてなることを特徴とする編針。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
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